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個人的に使用頻度の高いアプリ「ロケスマ」。ピンの表示スピードが格段にアップしています。




 サクサクとの噂のiOS12を、iPad対応機種では最低スペックのiPad mini 2にインストールしてみましたので、その使用感をレポしたいと思います。

 iPad mini 2の発売は2013年ですので、もう5年も前の機種です。iOS12対応機種としてはギリギリなので、次のiOS13では対応機種から外されるのは確実でしょう。しかしそんなmini 2でもiOS11のような動作に引っ掛かりがある感じは少なくなり、スムーズになった印象です。旧機種にありがちな「使いたいのにすぐ使えない!」というストレスが軽減されたように感じます。チェーン店検索地図アプリ「ロケスマ」はピンの表示が、Twitterはタイムラインの表示が早くなっていますね。Appleは以前、買い替え促進のために(Appleはバッテリー劣化によるトラブルを防ぐためと説明)iOSの動作スピードを密かに制限するという愚策を行って批判を浴びていましたが、それに懲りたのか、もしくは「エコロジーのために旧機種を長く使ってください」という方針転換のためなのか、今回のiOS12では、OSの機能アップよりもスピードアップ・チューニングに注力したようです。

 まあ、どちらにしてもユーザーにとっては嬉しい話ですので、Appleのこの方針転換は素直に評価したいと思います。ハードウェアのスペックアップは頭打ちになっている現状から、ユーザーは同じ機種を長く使うという傾向は今後ますます強くなるでしょう。そんな時代に逆行するかのような、半ば強制的な買い替え促進策はユーザーの離反を招きます。その対策としてAppleは今後ハードウェアではなく、ソフトウェア開発やネットサービス事業を収益の柱として考えているようです。個人的にはAR(拡張現実)、VR(仮想現実)、AI(人工知能)中で、一番可能性があるのはARだと思っています。今回のARアプリ「計測」はその可能性を感じさせますね。今後この機能を使ったさまざまなアイデアでアプリが開発され、AR市場は活況を呈するのではないでしょうか。VRやAIは日常生活との関係性がARより低いので、ちょっと実現性に乏しいのでは? と個人的には思っています。