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フォントの見本帳なんて、本来はモリサワが無料でユーザーに送付すべきものだと思うんですけど、そういった発想はないんですかね。フォントの擬人化なんてくだらないことにお金を使う前に。




 マイナビ出版から出ている『+DESIGNING VOLUME 46』にモリサワパスポートの見本帳が付属しているとのことなので、普段はこの手の雑誌やムックはあまり買いませんが、見本帳欲しさに買ってみました。

 本誌の今回の特集は「図解と失敗例でよくわかる!クリエイティブパワーを高める!!デザイン制作のルール」で、印刷入稿に関する基礎的な情報満載となっており、非常にわかりやすかったです。最近、同人誌やフライヤー、POPや名刺制作などでアマチュアの方も印刷入稿される方も多いと聞きます。我々プロにとっては慣れた専門用語なのでこういった記事を読むのに苦労はありませんが、アマチュアの方にとっては少し敷居が高く感じるかも知れません。ですが、専門の解説本よりはとっつきやすいかと思いますので、入門書の入門編として購入するのも悪くないですね。

 ところで、モリサワの旧態依然としたシステムのひとつに、モリサワパスポートの更新手続きのめんどくささがありました。古いユーザーならご存知でしょうけど、以前は更新の「申し込み」も「ライセンスキーの受け取り」の両方とも「モリサワパスポート取扱店」に出向く必要がありました。なんでそんなめんどくさいことになっていたのかというと、おそらく不正使用防止のために住所確認などをし、モリサワフォントを使用するためのハードルを上げていたんでしょう。それが最近になって「申し込み・支払いはネットでも可、ライセンスキーは書面にて発送」になり、そして今年2018年、やっと「ライセンスキーはメールにて送信」になりました。

 ここまで来るのに一体何年かかったのかというと、2005年にモリサワパスポートが始まって以来なので、なんと13年! 13年かかってやっとユーザーにとっての「当たり前」の利便性が享受できるようになったのです。なんともまあバカバカしいお話ですが、このようにモリサワの旧態依然とした体質には辟易してしまいます。とはいえ、私はずっと更新手続きはビックカメラさんに出向いています。なぜならポイント還元があるからです。店舗で申し込んでも、今年からライセンスキーの発行はメールになりました。ポイントにこだわらなければ全てネットで手続きできますが、交通費使ってでも、やはり10%のポイント還元は魅力ですね。