魔女っ子女子高生
(c) Futajyuro Iwasa : Adobe Illustrator CC for Mac, CMYKmode, All Vector Graphics,22.8MB, 10/31/2018




 デジ絵・萌え絵の第38作目『魔女っ子女子高生』です。このイラストでは以下の課題を設定し、そのノウハウの吸収に努めました。

(1)スピード感を持って描く

 ハロウィンに間に合わせるべく、スピード感を持って描きました。描き始めたのは10月26日の夜からなので、ほぼ4日しかかかっていません。以前描いたパーツを流用するなど、ちょっとズルはしましたが、最低でも2週間程度かかる私にしては異例のスピードですね。

(2)スカートの描き方を試す

 ずっとスカートの描き方には毎回悩みっぱなしです。今回はスカート全体がひとつのオブジェクトになっています。単に台形を立体的描くなら簡単ですが、あえて崩れた形を描くように心がけています。そうでないと練習になりませんので。もちろん、スカートを股にはさむというシテュエーションも練習のために選んだものです。練習のためです。練習のためなんですってばっ!!(力説)

●総評

 約4ヶ月ぶりの作品イラストです。この間、一切イラストを描いていなかったわけではないのですが、いくら描いてもさっぱりうまく行かない状態が続いていました。何がどうしてなのか理由は定かではありませんが、1年に何度かこういったスランプというか、エアポケットに陥ったような不調期が必ずあります。

 昔、駆け出しデザイナー頃もこういったことがよくありました。そしてそれは現在も程度はずいぶんと軽くなったとはいえ、やっぱりたまにあります。さすがに10年目くらいから経験則で補えるようになったので、クライアントに迷惑をかけることはありませんが、よく「デザイナーは10年やって一人前」と言われるのはこういった「どんな精神状態でもでも、どんなオファーを受けても、常に一定のクオリティをアウトプットできるようになるまでには、最低10年くらいはかかる」という現実があるからです。私は10年目にフリーランスになりましたが、フリーランスは「不調なのでこれで勘弁してください」などと言い訳ができませんので、この「常に一定のクオリティ」に自信が持てるまで独立しませんでした。

 今回、このイラストを描くまでの不調期、久しぶりに「あーっ、だめだぁ」という感覚を味わいました。なんだか昔に戻ったみたいでちょっぴり嬉しい気持ちがあったのは、アマチュアの立場であるがゆえの「気楽さ」だからですが、これが仕事だったらトラウマ級の苦悶タイムだったでしょう(笑)。いや、懐かしかったですね。