pixv_user
pixivのプロフィール画面がリニューアルされ、やっとトップページに過去作がずらずらと表示されるようになりました。まあ、まだ不満な部分はありますけど、前よりはずいんぶんとマシになりました。私のプロフィール画面はこちら



 私は本職はグラフィックデザイナーです。普段はもちろん本名で仕事をしていますし、仕事用に自分のウェブサイトも持っています。簡単なプロフィールや経歴、担当クライアント(業種のみ)や仕事歴、連絡先などを掲載していますが、ポートフォリオは載せていません。それは「グラフィックデザイナーが担当した仕事を公の場に掲載するにはクライアント(広告依頼主)と広告代理店の許可がいる」からです。このルールは今に始まったことではなく、私が広告業界に入った時からそうでした。当時ネットはありませんので、特に大きな問題はなく、私的な場(営業や打ち合わせの場)での公開であれば問題ないので、自担当作品をまとめたポートフォリオを持ち込んでは面接してもらったり、営業したりしていたものです。

 ところがネット時代になり、いくらデザイナーが自担当作品をネットに掲載したいと考えても、この「許可が必要」というハードルが高すぎて(というより、全ての掲載作品の許可を得るのは現実的に不可能)地団駄を踏んでいました。その点、イラストレーターさんはクライアント案件であっても、イラストだけならデザイナーより掲載許可が降りやすいし、オリジナルイラストならそんな許可も必要ないので堂々と自分のウェブサイトに掲載できます。

 私はそんなイラストレーターさんがずっと羨ましくてしょうがなかったのですが、3年前からオリジナルイラストを描き始め、やっと「自作品をネットに掲載する」という夢が叶いました(笑)。もちろん、そんな単純な目的だけではなく、自分のイラレスキルをアピールする場であるとか、イラストスキルをあげてイラストの仕事にフィードバックしたい(デザインに付随するカットイラスト程度なら業務で描いています)とか、単にかわいい女の子の絵が大好物なので自分で描きたいとか(笑)、そんなちょっと小賢しい(笑)目的もあります。

 どんな内容の作品であれ、どんな未熟な作品であれ、自作品を公衆の面前に晒す、という行為は勇気が要ります。ですが、そうしてみんな成長していくのです。もちろん模写やトレース、二次創作よりオリジナルの方が好ましいので、できればそうすべきですが、それでも「晒さないでケチつける人」よりは100倍マシです。「創作作品は晒してナンボ」です。せっかくネットという手軽な手段があるのです。利用しない手はありません。ただし「謙虚さ」は必要です。自分が思っているほど、自分の作品は良くは思われていないものです。それは絶対に忘れないようにしたいですね。