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この日は『鷹の祭典』と銘打っていたのに負けてしまいました。試合後にイベントまであったのに…。

・・・という方はどれだけいるんでしょうか?

 私は関西に住んでいたことがあるのですが、関西は「阪神ファンでなければ人にあらず」というくらいほぼ全員が阪神ファンです(?)。私もすっかり感化されてしまい、よく甲子園に六甲おろしを歌いに行ったものです。ですが、東京に引っ越してからすっかり野球熱も冷め、全く野球に興味ない時期が長く続きました。その頃はもっぱらサッカーの代表戦をよく観に行っていました。

 そして現在、関西に次いで、いや関西に負けず劣らず野球熱の熱い九州人の妻は、やっぱりホークスファンで、そんな縁もあってかホークス戦をよく観戦するようになりました。まあ私自身はホークスファンではないのですが、そんなことをしているうちに、特定のチームを応援することよりも、野球場の雰囲気と、そこでビールとお弁当を食べることに無上の喜びを感じるようになってしまいました。しかも、空調の効いた東京ドーム限定で(笑)。いや、だって真夏の屋外なんて弁当不味くなるし、ビールは温もるし、試合は眩しくて観づらいし、ナイターは蒸し暑いしでいいことないですから。

 スポーツというコンテンツはシナリオがありませんので、嬉しさも悲しさも純粋な感動がそこにあります。つまり「作為」がないんですね。だから試合を観ていて楽しい。一生懸命応援するファンを観ていて楽しい。一級一打に一喜一憂する雰囲気が楽しい。そこに冷えたビールとお弁当があれば文句なし。勝っても負けてもどちらでも楽しめる、気軽でお安いレジャーになっています。

 まあでもホークスが負けると妻が若干不満顔になるので、やっぱり自分が見た試合は勝って欲しいですけどね。一生懸命メガホン降って応援歌歌ってるし。それにしても一般的には旦那が野球に熱心で奥さんはあんまり・・・という図式なんでしょうけど、その逆は珍しいのではないでしょうか。