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今調べたらプロバイダ料は無料でも接続電話料金は60秒で8円!高い!!

 私はライブドアがブログサービスを始めた頃からのユーザー(このブログではなく別のブログ)ですが、それ以前のプロバイダ(インターネット接続業者)だった頃からもユーザーでした。とは言っても、利用したことはほんの数回だったと思います。自宅ではso-netのユーザーで、サブ用にアカウントを取得していたに過ぎません。

 ライブドアがプロバイダ事業を始めた1999年というのは、まだモデムでの接続が一般的だった頃で、外出先でインターネットに接続するためには電話回線を使うしかなかった時代です。ですので、いくらブロバイダ料金は無料でも、アクセスポイントまでの電話料金はかかってしまうので、あくまで「緊急時のため」という意味合いが大きかったです。ライブドア以外で覚えているのは「FREECOM」「Freeserve」「アルファ無料接続サービス」などですが、時期は前後していたかも知れません。この頃からアナログ回線からデジタル回線のISDNの普及が始まり、速度は早くなったものの、常時接続はまだ不可能な時代でした。2000年代に入るとADSLが急速に普及し常時接続が一般化、2000年代後半には光回線の一般化と、インターネットを巡る状況はこの頃目まぐるしく変化していました。それが落ち着くのは光回線が一通りの普及を終えた2010年代に入ってからだと思います。

 ところでライブドアの創業者で、ライブドアをホリエモン(堀江貴文氏)に売り払った前刀禎明氏は、のちにアップル・ジャパンの社長に就任、iPod mini大ヒットの立役者となった、ということになっているらしいのですが、そう思っている当時のAppleユーザーってどれだけいるんでしょうか? 私個人の印象は、前刀氏は「売れるべくして売れた商品に乗っかっただけ」というもので、iPodやiPod miniと前刀氏を重ね合わせて思い出したことは一度もありません。この頃はもう完全にスティーブ・ジョブズの独壇場です。この記事を書くためにググっていてやっと名前を思い出したくらいです。プロバイダとしてのライブドアも結局は赤字であったし、この方が「何かを成し遂げた」ということがあるんでしょうか?「何かを成し遂げた」と言うなら、瞬間最大風速とはいえ時代の寵児になったホリエモンの方が、まだそう言えると思います。少なくとも「タレント」にはなりましたからね。

 それにアップル・ジャパンの社長といえば、前刀氏の前任者の原田泳幸氏の方がよっぽど印象に残っています。どん底時代のアップルを何とか立て直すために、当時マイナーなPCでしかなかったMacやPowerBookを売り込もうと様々なアイデアで必死に頑張っていました。確か奥様(歌手の谷村有美さん)との馴れ初めはMacのイベントだったと記憶しています。その後マクドナルドやソニー、ベネッセなどの取締役を歴任されていますが、まさに「経営者」と呼べる人です(成否はともかく)。前刀氏やホリエモンから何か学べるのかといえば、それはないんじゃないの?というのが私の意見。もしこの3氏の中でセミナーや講演を聞けるとするならば、私なら躊躇なく原田氏を選びますね。