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餌メダカ5匹、琉金1匹。今年あたり「高級メダカを飼ってみたい」と言い出しそうな予感。

 昨年の6月1日に「ビオトープ始めました」という記事を書きましたので、ほぼそれから一年です。やはりセット初期は水質が安定せず、餌メダカが全滅したり(楊貴妃を入れたがりましたが「見た目が似ている餌メダカにしときなさい」と言っておいてよかった。笑)小赤が飛び出したりと色々ありましたが、追加で入れた餌メダカ3匹が子供を産み、それが2匹生き残って現在5匹。室内飼いしていた琉金2匹を入れ、そのうちの1匹が落ちてしまい(室内でも病気と回復を繰り返していた)1匹になってしまいましたが、現在はものすごく安定しています。水も澄んでいますし、病気の気配もありません。

 メダカは水質に敏感なので、餌の食いつきが悪いと思ったらすかさず水替えとメチレンブルー投与をするべきだと学びました。あと、やたら底床をかき回すのも良くないみたいです。とにかく「安定していたら触らない」を徹底した方がうまくいくみたいですね。

 水草はアナカリスやカボンバ、バリスネリアが越冬しましたが、さすがにナナは溶けてしまいました。冬の間は完全放置でしたので、まさか生き残る水草があるとは思ってもいませんでした。ホースが見えますが、図体のでかい琉金が2匹もいたら酸素不足が心配で、ベランダまでエアチューブを伸ばしてエアレーションをしていたのですが、1匹になってしまったので現在は止めています。酸欠が起こりやすい夏に備えてそのままにしていますが、もしエアレーションなしで問題ないようなら撤去する予定です。

 一年経って、いい感じで苔むしてきて妻も喜んでいます。喜びついでに最近ホームセンターで「メダカが喜ぶ」と書かれた鉢植えの謎のハスを2つ買ってきて投入してしまいました。本人もなんだかよくわかっていない・・・まあいいか(笑)。餌は夕方に1回、耳かき数杯分しかあげていません。というか、そんなにあげるなと釘を刺しています。金魚がいますので糞で水質を汚さないためにも、餌はギリギリです。濾過は底床頼みなので、あげ過ぎは絶対禁物。ここまで苔っていれば何か適当に食べてくれているでしょう。その底床はソイルでも赤土でもなく余っていた大磯を入れています。妻は土を入れたがりましたが、初心者なのでメンテナンスしやすい大磯にしときなさいと言い聞かせました。

 ビオを始めるにあたって懸念材料だったのが、カラスと台風。カラスは近所の木々が再開発で伐採されたため、ほとんど見なくなりました。以前はベランダからよく見かけたんですけどね。台風によって昨年は2度ビオを室内避難させました。水を減らし、和室にダンボールを敷いてそのまま室内へ入れただけです。そのために陶器製ではなく、軽くて丈夫なプラ鉢にしておいたのは正解でした。買ったのはアクアリストにはおなじみのチャームさんです。

 と、いうわけで2年目ですが、エアレーションが不要なら完全にビオトープと言えるでしょう(厳密には違いますけど)。私はというと、暖かくなってきてまたアクアの虫が騒ぎ始めています。ひょっとしたらまた別の何かを始めるかもしれません。まあ、始めないかもしれませんけど(笑)。