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もちろん慣れている人にとってペンタブは「最強のデジ絵入力ツール」であることは間違いない。(写真はワコムのIntuosシリーズ




 正直、こんなにもペンタブレットが難易度の高いものだとは思いもしませんでした。ただでさえ安定しない画力やデッサン力が見る影もなく崩壊し、手のつけられない状態まで線が絡まっていく様は、私のデジ絵に対する意欲を削ぐのに十分でした。

 結果、イラレ+マウスで画を描くことにしたのですが、私はこれで正解だったと思っています。もっとも私が長年にわたってのイラレユーザーで、完全にイラレ慣れしていたのも大きな要因です。なので、ちょっとイレギュラーな事例であることは認識しています。

 もし、そこそこの画力がありながらペンタブのあまりの難しさにデジ絵を諦めている人がいるなら、下絵を綺麗にペンで描き起こして主線とし、高精細にスキャンしてからキャンバスに縮小で貼り込むという方法を推奨します。フラッドヘッドスキャナは現在一番安価なもので1万円を切っていますので、導入にそんなに躊躇しなくてもよさそうです。あとはそれをペンタブやマウスで微調整し、色付けしていけばいいのです。色付けならペンタブでも慣れればなんとかなりそうです。ペンタブ最大の難関は「主線描き」にあるのですから。

 それにこの記事でも指摘しましたが、この数年の間に液タブの価格破壊が起こる可能性があります。どちらにしても描き心地は液タブの方が圧倒的に有利です。今から無理に数ヶ月、あるいは数年をかけてペンタブに慣れる時間があるのなら、その時間をデッサンや画力の向上に振り向けたほうがよっぽど有益に思えます。その頃には液タブも買いやすい値段に落ちている可能性もありますので。

 それにスタイラスペンと呼ばれるペンデバイスの進化も見逃せません。Apple Pencilほどの機能と描き心地は望めないにしても、スタイラスペン+タブレット端末の描き心地は完全にペンタブのそれを凌駕しています。この点からもデジ絵の入力デバイスとしてのペンタブはそろそろ終焉を迎えつつあるように思えます。

 そんなペンタブに今から初心者が苦心して慣れる必要性は全くない、私はそう考えます。

2017年7月25日追記:現在ではすっかりタブレット端末や液タブが主流ですね。Apple Pencil+iPad Proは素晴らしいですが、そこまでお金をかけなくてもタブレット端末(大型スマホ)+タッチペンでも十分にイラスト制作を楽しめます。ハイアマチュアやプロは液タブばかりになりました。もうペンタブレット(板タブ)は完全に時代遅れと言っていいでしょう。


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