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1996年当時の私のPC机。パソコンはPower Macintosh 8100/80。スキャナはNikonだがこんなにでかかった。イラレのバージョンは確か5.5Jだったはず。MOドライブが懐かしい。





 私の周りで仕事をするプロの方々を見回してみると以下のようなMac比率になっています。


制作進行・営業…0%(ほぼWin)

ディレクター…Macのみ(Win併用者も多少いる)

デザイナー…Macのみ(Winも使える人は珍しがられる)

イラストレーター…50〜100%(Win併用者もすくなからずいる)

コピーライター/ライター…50%(男性にMac、女性にWinユーザーが多い印象)

Web制作…50%(Win併用者も多数)

カメラマン…50%(スタジオ撮影系はMac、取材やロケカメラマンはWinという印象)



 この比率にはある理由が隠されています。印刷入稿に近い立場であればあるほどMac比が高くなるのです。つまり、ディレクターとデザイナーです。最終的な印刷データのとりまとめはこの両者が行う場合がほとんどですので、必然的にMacオンリーになってしまうのです。

 でもWinでも印刷入稿は受け付けてもらえるよ?と思われるかもしれません。そうです、現在はオンデマンド印刷が発達し、コンスマー向けはWinにも対応しています。でも我々のように商業印刷の場合は違います。印刷と一言に言っても多種多様な印刷があります。ポスター、パンフレット、チラシ、雑誌広告、電車の中吊り、車額、タペストリー、フラッグ、横断幕、シール、POP、ディスプレイ、屋外看板、屋外巨大広告、シール、ポケットティッシュまで。ありとあらゆる印刷が存在します。

 この膨大な商業印刷のシステムはすべてはMacによって統一されています。印刷会社はトラブルを嫌がるため、ここにイレギュラーな形式のファイルを持ち込んで欲しくないのです。だから「Macが必須」と言われるのです。

 カメラマンやコピーライターはデータの形式が単純なのでMac、Winどちらでも問題ありません。どの道デザイナーがまとめてレイアウトに組み込んでしまいますので。イラストレーターはペイント系なら大きな互換の問題はありませんが、ドロー系(イラレ)なら注意が必要です。できればデザイナーの環境に合わせてMacで渡してあげるのがトラブル回避になって喜ばれます。

 Web屋さんはWinでもMacでも表示を確認する必要があるので、半々ですね。昔はWinが優勢でしたが、「スタバでドヤ顔」(笑)ができるので最近はMacユーザーも多いようです。

 制作進行や営業さんは企業とのやりとりが多いので、ほぼWinになります。まあこれは当然ですね。

 イラストレーターさんはWinもMacもいらっしゃいますが、プロほどMacの比率が高いようです。プロはイラレでイラストを作成する場合も多いので、印刷入稿の事を考えれてMacを使っているのだと思います。ペイント系がメインならどちらでもいいですが、MacにはWinにはない大きなメリットがあります。それはキャリブレーションの優秀さ。Macのモニタはデフォルトでほぼ問題ないレベルです。プロファイルが優秀なんでしょうね。欠点はWinに比べて割高、アプリや周辺機器の選択肢がWinに比べて少ない、といったところでしょうか。