あかいくつ
(c) Futajyuro Iwasa : Adobe Illustrator CS6 for Mac, CMYKmode, All Vector Graphics, 8.7MB, 5/28/2016




 デジ絵・萌え絵の第7作目『あかいくつ』です。このイラストでは以下の課題を設定し、そのノウハウの吸収に努めました。


(1)幼女を描く

 幼女をまともに描いたのは初めてです。なので身体のバランスとか顔の形とか相当悩みました。とりあえず今できる全てを注ぎ込んでみました・・・が、「おまわりさんこいつです!」はすいません勘弁してください(汗)。


(2)服の描き込み

 ここで記事にした「体の中身が想像できるような服のシワ」を意識して描いてみましたが、描いたシワはの半分は汚れみたいに見えてしまい、描いては修正の繰り返しでした。この打率を上げていかないとダメですね。それにやりすぎたせいかなんだかヌメッとした質感になってしまいました。もっとシワを減らすか、描き方を工夫しなければ。


(3)髪の毛の表現

 色のせいか、なんだかセルロイドみたいな質感に(笑)。意図せずこうなってしまいました(爆)。ありえない髪色の場合、単にハイライトとシャドウを入れるだけでなく、ちょっと工夫が必要かもしれません。


(4)主線を描く

 今回も主線を描きましたが肌と服の最小限度のみです。『階段で…』では主線を描かなかったのでCG画っぽく、『走ろっ!』では主線を描いたのでアニメ絵っぽくなってしまいましたが、最小限度で、しかなるべく細く主線を描けばちょうど中和されていい感じになるようです。方向性としてはこれが正しいかもしれません。今後は「主線は肌と服のみの最小限度、それぞれで色を変え、なるべく細く」でいきたいと思います。


(5)レースの表現

 イラレの得意技、パターンブラシを使いました。でもそのままではなくてアピアランスを分割してパス化し、微調整しています。もっと細かいレースにもできますが、他とのバランスを考えてシンプルな模様にしました。でもいかにもイラレですね・・・。あえて手描きをするか、手描き風にできる何かアイデアを加えないと整然としすぎて違和感があります。こういったちょっとしたことが画にデジタルな印象を与えてしまいます。通常のイラレ画ならそれも「味」ですが、萌え絵ではご法度。イラレはバージョンが上がるたびにアナログ的な表現がやりやすくなっているので、なんとかうまい方法を見つけ出したいです。


●総評

 誰が言い始めたが知りませんが「淫乱ピンク」という言葉があるそうです(笑)。そんなつもりはまったくなかったのですが、ピンクは今まで描いていなかったので、ワンピースは身体の線を表現しやすく、シワの練習になると考えて採用しました。

 幼女なので胸は控えめにしましたが、腰回りは下着のラインを感じさせるくらいに描きこんでみました。でも結果はイマイチ。どうもリアルよりになると違和感があります。靴も同じ問題に直面しました。当初は単にアニメ塗りしただけでしたが、服がリアル寄りになってしまったので結局それに合わせました。そうすると顔が萌えな分だけ違和感が・・・。いわゆる「不気味の谷」問題です。

 ペイント系だとシワをリアルに描いても筆やブラシのタッチを残せるので、「これは画です」と印象付けられるのですが、それができないイラレでは塗りムラのない「きれいすぎる画」になってしまいます。それがリアルすぎるリアルさを呼び、リアルのかけらもない萌え顔との違和感から「不気味の谷」を感じてしまうのだと理解しました。

 リアルすぎないよう、シワの表現をもっとアニメ塗りのように様式化したほうがいいかもしれません。それとも陰色の使い方なんでしょうか? それとも形? 悩みは深いです。


【ブログランキング参加中!】 にほんブログ村 イラストブログ 萌え絵(ノンアダルト)へ  




〈PR〉
〈PR〉

〈PR〉
〈PR〉