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全機能試用できる1時間の制約の中描いてみましたが、結局このあとPro版を購入しました。




 この『Tayasui Sketches 2』、以前から無料版をインストールしていたのですが使い方がよくわからず放置していました。今回、1時間の試用ができることを知り、改めて使ってみたのですがとても使いやすいアプリだとわかりましたのでご紹介します。

 まずその描画力です。『メディバン…』や『アイビス…』は確かに素晴らしいのですが、どうしても描画に違和感を感じていました。具体的には描画場所とペン先がずれる、ペン先に描画が追いつかない、意図しないところに描画されることがある、サッと描いた線がグニャグニャになる・・・などです。もちろんApple Pencilを使えばかなりの点が解消されるのはわかっているのですが、Androidユーザーだっているわけですから、やはりこういった基本的なスペックはもっと重視されるべきです。

 その点、この『Tayasui Sketches 2』はかなり紙に描く感覚に近いです。ペン先と描画場所はずれてはいるのですが許容範囲ですし、なによりもペンへの描画の追従性が心地よいです。描いた線に描き足すといった作業も前述の2アプリよりは遥かにやりやすいですし、描いた線もグニャグニャにはなりません。透明水彩の再現度も高いですね。慣れていないので私の塗りはぐちゃぐちゃになってしまいましたが、うまくコントロールすればかなりリアルな透明水彩画が描けそうです。

 難点はレイヤーが4枚しかない、紙のサイズの指定ができない、レイヤーの機能もスクリーン、乗算、透明度と最低限しかない、透明部分保護といったお絵描きには必須の機能がない・・・などです。しかも有料版でないとその機能のほとんどを試すことができません。ブラシサイズや透明度さえ試せないのは問題だと思いました。まあそのために1時間だけ試用ができるようになっているのでしょうけど、それに気づかなかった私は「使えないアプリ」の烙印を押すところでした。

 この描きごごちだけに600円を払う価値はあると思いますが、それは私のように透明水彩や鉛筆スケッチがやりたい人だけだと思います。前述の通り機能は無料の『メディバン…』や『アイビス…』に遥かに劣るので、いわゆる通常の「(アニメ画的な)お絵描き」には全く向いていません。私の場合、当初デジタル水彩がやりたくてiPadを買ったわけですから、このアプリでそれは実現できそうです。ただ、水彩絵の具のコントロールにクセがあるので慣れるまでは大変かもしれません。それでも一度描いた水彩絵の具が「消せる」のには感動を覚えました(笑)。

 とりあえず私の場合、お絵描き・落書きはメインが『メディバン…』、サブが『アイビス…』。デジタル水彩はこの『Tayasui Sketches 2』に落ち着きそうです。現在はイラレでの萌え絵制作にいっぱいいっぱいなのでどのアプリも大雑把にしか試していませんが、就寝前にゴソゴソ布団の中で試しつつ(笑)、徐々に慣れていこうと思っています。