e235be8c
『ちょっとお!』の下絵はこれだった。ここから体のデッサンを修正しつつ下半身を伸ばして描いたのだが、ほとんど下絵の意味をなしていない(汗)。下絵を適当に無視できるのは、イラレのいいところでも悪いところでもある。




 現在、イラレで萌え絵を描き始める場合、以下の3通りの方法を用いています。

(1)コピー用紙にシャーペンで薄くアタリを描き、水彩ペンで線を整えた後にスキャン。フォトショのレベル補正でシャーペンの線を飛ばしてからコピペでイラレファイルに画像埋め込み(上記の『ちょっとお!』はこのパターン)。

(2)iPadアプリのメディバンペイントTayasui Sketchesで下絵を描いて、それをAirDropでMacに送信、それをイラレファイルに画像埋め込み。

(3)いきなりイラレで素体(アタリ)をパスで描き始める。


 萌え絵を描き始めた当初は(1)だったのですが、やがて(2)が多くなり、今は(3)の方法も試しています。まあ気分や状況によって使い分けているだけですが、最終的には(2)の方法がベストのような気がします。ただ、きっちりとした下絵は必要ないかもしれません。結局イラレ上で修正や微調整を繰り返せばならないので、だったら下絵を描きこむ手間を省いても構わない、という発想です。しかしその場合でも顔だけはしっかり描いたほうが結果は良いようです。下絵の顔が可愛く描けていないと、それをイラレに移した際に可愛くならない(なりにくい)からです。これで何度失敗したことか・・・(笑)。手や髪の毛、服装やアクセサリーなどのディテールはイラレでいくらでも描きこめますので、下絵はアタリだけで問題ないです。

 ただ、多くのイラレユーザーは、ある程度しっかりした下絵を描かれている方が多いです。理由は主線を「線」でなく「塗り」にするからですが(一旦塗りにしてしまうと修正が大変)、線幅ツールが使える現在、主線を「線」描けば修正は楽ですので、下絵の精度の高低は主線を「線」にするか「塗り」にするかで判断すると良いでしょう(もちろん私は「線」派です)。

 (1)の場合でゴムかけせずにそのままスキャンする理由は、ゴムかけすると消しゴムのカスがキーボードのキーの隙間に入って大変なことになるからです。消しゴムのカスってプラスチックを溶かすんですよね。あんなカスのどこにそんな力が備わっているのか長年の謎です(笑)。ですので消しゴムは一切使わないようにしています。

 下絵画像を「配置(リンク)」ではなく「埋め込み」にするのはファイルの管理に画像ファイルが不要になり、イラレファイルだけで完結するからです。同じように参考画像やトレース用の画像も「埋め込み」にします。下絵用のレイヤーと、参考画像用のレイヤーをそれぞれ作ってそこに埋め込んでいます。画の完成後にはレイヤーごと削除してしまえばいいわけですからね。この方法はデザインの仕事でも使っています。地図の作成や図面など、トレースする機会は何かと多いですので。

 私の場合、完全にイラレ慣れしているのでこんな感じなのですが、イラレ初心者や初級者はラフ画やスケッチやアタリではなく、しっかりと線を決めた下絵を準備し、それをペンツールで正確にトレースするというところから始めてください。慣れればラフ画でもトレースの段階で線を決められるようになってきます。最終的には(3)の「いきなりイラレ」という乱暴な(笑)方法に行き着きますが、実はこれはあまりおすすめしません。というのも線を描くのがペンツールで描ける範囲になりがちだからです。まあ簡易的なカットイラストを手早く描くには慣れておいてもいいと思ったので、こんな方法も試してみているんですけどね。

 ちなみにペイント系ソフトで描く場合は、ほとんど彩色直前の精度の高い「下絵」を準備しましょう。下絵の仕上がりいかんで最終的な画のクオリティが決まってしまうので。その点イラレは下絵の精度の自由度が高いです。その反面、迷い始めると悩みも深いですが・・・(笑)。


【ブログランキング参加中!】 にほんブログ村 イラストブログ 萌え絵(ノンアダルト)へ  




〈PR〉
〈PR〉