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地下鉄日比谷線が空いていたので秋葉原→東銀座間でササッとデッサンして、残りは帰宅して仕上げました。モデルは実はOLさんでパンツルックでした(笑)。iPad miniは小さいので密かに描けるのですがAirのサイズだと厳しいかも。下手をするとバレて通報案件なんてことにもなりかねません。しかしデッサンが狂ってますね・・・。頭身が小さいほどまだ上手く描けないようです。




 私は今年になってイラスト描きをデジタルで再開し、現在も進行中ですが、この再開にあたって様々なデジ絵作成指南サイト・ブログ・動画・ハウツー本などを見てきて思うのは、「イラスト作成ソフトウェア(アプリケーション)が使える=イラストが描ける」と勘違いされている方が意外に多いな、という事実です。

 プロ用のPhotoshopやIllustratorをはじめ、SAI、クリスタ、メディパンペイント、アイビスペイントといったイラスト作成ソフトウェア(アプリケーション)・・・総称「お絵かきアプリ」をいくら使いこなせたところで、最低限の基礎的な画力がなければ話になりません。正確に言えばこれらお絵かきアプリは「イラストを塗る」ソフトウェアであって「イラストを描く」ソフトウェアではないからです。つまり「イラストを描く」のは人間である以上、「その人の画力=その画のレベル」となってしまうからです。

 しかし、多くのお絵かきアプリやハウツー本、指南サイトなどでは、あたかも見本のような素晴らしいイラストがこのアプリ、本、サイトを使えば描けるかのように誤誘導(ミスリード)し、お絵描き初心者の「勘違い」を誘発しています。もちろんメーカー側にしてみれば、自社製品の拡販が第一の目的であって、そのためには「誤誘導」だろうが「勘違い」だろうが知ったことではないし、それに自社製品と直接関係のない地味なデッサンやスケッチ、クロッキーの繰り返しの必要性を積極的に発信する(しかも無料で)義務などない、と言い張るでしょう。

 実はこれと全く同じ状況がDTMの世界でも起こっています。初音ミクに代表されるボーカロイド・ソフトウェアとDTMソフトウェアを駆使して、素晴らしい楽曲がニコニコ動画などに投稿されています。DTMソフトといえば「Cubase」や「Logic」などが有名ですが、無料でも「Domino」「GarageBand」といったソフトを使えば一通りの楽曲制作はできます。しかしここでも問題になるのがやはり「楽曲作成ソフトウェア(アプリケーション)が使える=オリジナル曲が作れる」ではないという現実です。楽曲制作をするためには最低限の音楽スキルが求められます。その最低限とは「自分自身で作詞・作曲をして自作曲を作り、ギターやピアノで弾き語りができる」スキルです。DTMとは「その最低限の楽曲にさまざまなアレンジを施して完成度を高め、それをCD音質で音源化する」ことなのです。

 この誤解を解くためには「イラスト制作ソフトウェア」という表記はやめ、「イラスト彩色ソフトウェア」と正しく表記すべきだし、DTMも「楽曲制作ソフトウェア」ではなく「楽曲アレンジソフトウェア」と表記すべきでしょう。しかし「イラスト制作」も「楽曲制作」も「彩色」や「アレンジ」という工程を含んでいるので全くの見当違いではない、という認識のもと、あえてこういった表記を採用しているように思えます。つまり「ミスリード」です。

 もちろんこういった「ミスリード」も広告戦略のひとつですし、「必要と思える情報でもマイナスイメージにつながるならあえて載せない・知らせない」というのも広告業界の常套手段です。その手段を云々するつもりは(私もその片棒を担ぐ仕事をしている以上)ないですが、もっと積極的にこういった「現実」を知らしめる情報があってもいいと思います。メジャーな情報伝達者のみが優位に立てるマスコミとは違い、マイナーな情報伝達者もメジャーと同等に発信できるのがインターネットの強みなのですから。

 そういう思いもあって、この記事を書いてみたのですが、現在イラスト制作や楽曲制作をはじめてみたい!と思っている初心者の方は、PCやタブレットやアプリ云々の前に「紙と鉛筆」を、そして「ギターかピアノ」をまず触ってみることをお勧めいたします。


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