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女の子が可愛く描けるか否かはパスのちょっとしたハンドリングにかかっています。それがイラレのいいところでもあり・・・苦悩するところ(笑)でもあります。




 「ブログは100記事を書いて初めてスタート」「100記事以下のブログは価値がない」などとブログ界隈ではよく言われます。もちろん数だけではなく記事の質も重要なのですが、この「100記事」というのはグーグルの検索で上位に引っかかってくるようになる目安の記事数という意味なんですね。「グーグルの検索に引っかからない→人目に触れない→存在している価値がない」となるわけです。まあ、どちらにしても100記事くらいないとブログらしくならない、というのは現実感覚としてもそんなもんだろうな、と思えるので私は半年を目標に100記事を目指していました。

 残念ながら半年は過ぎてしまいましたが、とりあえず8ヶ月かかって無事目標達成。このブログにそこそこのボリュームを持たせることができました。今後は少しペースを落としつつも、長期戦を睨んであまり負荷のかからない運営をしたいと思います。ちなみに私が運営している他のブログで、ひとつは10年運営して1500記事という立派なもの。もう一つは全然でダメで1年半で50記事という体たらく。このブログはまあ標準ペース、といったところでしょうか。

 そんなこともあり、自分のブログがグーグルの検索でどう結果表示されるのか、気になるのでたまに調べたりするのですが、「イラレ 萌え絵」で検索すると、かなりの数の私の記事がヒットします。同じワードで画像検索してもこのブログで使用した画像が目立ちますね。この結果を単純に喜べばいいのかもしれませんが、それだけイラレで萌え絵を描いている人が少ない、とも言えます。まあ向いていないのは実行している私が一番よくわかっているんですけど(笑)。

 という訳で、「三たび〜私がイラレで萌え絵を描く理由」ですが、前々回は観念論的な話、前回は具体的なメリットの話ですが、今回はズバリ「私の特殊な事情」です。これはもうこの一言しかありません。

・現在イラレでアウトプットしているクオリティのイラストをペイント系アプリでは描けないから。

 ・・・そのまんま(笑)。

 ただ、私はイラレオンリーでデジ絵や萌え絵を描くのは問題があると感じています。というのも、イラレは描いた後でいくらでも修正ができるので、「一発で線や塗りを決める」という画力向上にとても重要な訓練には向いていないのです。実際、私は長い間デザイナーとして小物や建物、たまに人物のカット(簡易的な挿絵)イラストをイラレで描いてきましたが、「画力向上にイラレが寄与した」という実感はほとんどありません。ですので本格的にイラスト描きを再開した現在は、メインはイラレでも並行して手描きのスケッチや、ペイント系アプリを使うようにしています。それはペイント系アプリのノウハウをイラレで応用できるようにするためでもあります。また、将来的にはペイント系をメインに据える可能性も捨てていません。

 それに、イラレでイラストを描くと「いかにもイラレで描いたイラスト」になりがちなのは気になります。ペイント系だとクリスタなのかSAIなのかフォトショなのか判別できませんが、イラレはすぐわかってしまいます。もちろんわかってしまうこと自体に問題はありませんが、いかにも「イラレの機能を使って描きました」感の漂うイラストを見るにつけ、ちょっと残念な気がしてしまうのも事実。特に平面的なパターン処理が施された画には個人的にはあまり魅力を感じません。多くの場合それは「萌え絵」ではなく、背景を含めた世界観で見せる「デジタルイラストレーション」だからです。そしてそれらの多くはキャラクターが背景に埋没してしまっています。そんなキャラたちに「萌え」を感じるはずはありません。

 私は「イラレならではの独自の萌え絵」を目指しています。そのためにはイラレの特性と萌え絵の特性を理解し、その融合を模索しなければなりません。だからこそ萌え絵に対して様々な考察をしているのです。イラレを使うきっかけは「ペイント系だとクオリティの高い萌え絵を描けない」であっても、「だったらペイント系アプリを習得できるまで練習すればいい」という声にあえて逆らい、「イラレを使ってどこまで萌え絵が描けるか挑戦する」と決めた以上は、それをとことん、自分自身が納得する方法論が確立するまで追求したいと思います。