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ダサい、見づらい、使いづらいと三拍子揃ったpixivのユーザーページ。どうしてこんなものがそのまま放置されているのか理解に苦しむ。ユーザー数に胡坐をかいているとしか思えない。早期の改善を!




 以前、「プロのイラストレーターを目指すなら最低限知っておきたい知識【その15】プロやプロを目指すイラストレーターが登録すべきサイト」の記事でプロ向けイラストレーターのサイトをご紹介しましたが、今回はアマチュア向けイラストSNSサイト、pixiv、TINAMI、GALLERIA、ピアプロ、ニコニコ静画の5つのサイトに実際に登録してみたので、その使用感をレビューしたいと思います。まあ、pixiv一強と言えばそれまでですが、かと言ってそれ以外を無視できるかといえばそうでもないので、ご自身のイラストの志向と好みに合わせて登録サイトを選んでみてください。

pixiv

 圧倒的ユーザー数を誇る巨大イラストサイト。プロの萌え絵師から初心者の落書きまで。版権物やオリジナル、パロディからエロ(過激な物も)までジャンルも広範囲で、すでに収拾のつかないカオス状態だが、イラスト描きなら絶対登録すべきサイトであることには変わりない。ただ、プロの商業イラストレーター(非萌え絵師)が登録するメリットはあまりない。イラスト以外にはうごくイラスト(JavaScript)、漫画、小説も投稿できる。様々なイベントやコラボ企画も充実しているし、同人誌やグッズの制作や販売、イラスト講座やイラスト投稿アプリ「pixiv Sketch」、手描きイラスト投稿サイト「drawr」など、pixivだけでイラストやお絵描きにについて考えられる、おおよそ全てを賄っているし、賄おうとしている印象。

 日本のアマチュアイラスト界におけるデファクトスタンダード、巨大サイトとして君臨しているが、傲慢(と受け取られかねないよう)な運営態度には注視が必要(例えばこの事件)。また、無法地帯と化している過激な成人ものの扱いにも何らかの対策が必要に思える(コミケと違い閲覧が簡単なため)。しきりにプレミアム(有料)会員への登録を勧めてくるが、ただでさえアプリやソフト、機材に投資をしなければならないアマチュア絵師に、有料会員化をしつこく迫る理由がわからない。有料会員に頼らないビジネスモデルへの転換(EvernoteやTwitterはこれに失敗している)を強く希望。強制的であればあるほど大量のユーザー離反を招く危険がある。

 ピクシブ株式会社の存続はpixivの存続に直結しているし、それは100%ユーザーが支えていると言っても過言ではない。それを軽視した時点でpixivは終わり、他のイラストサイトや新規参入のベンチャーがいとも簡単にpixivに取って代わるだろう。

 おすすめ度は★★★★★、私のアカウントはこちら


TINAMI

 pixivほどアクティブユーザーは多くなく、「大人しいpixiv」という印象。オリジナル作品が多め。登録しておいて損はないが、かといって大きなメリットもあまりない。pixivが「ユーザー囲い込み型サイト」するならば、TINAMIは「外部SNS連携型サイト」と言え、Twitterや外部動画配信サイトなどと連携できるようになっている。イベントやコラボ企画も地味ながら開催していて、「TINAMIプロダクション」という商業イラストレーター向けの業務斡旋も用意されている。

 単なるイラストSNSサイトから脱却するにはpixivにはない特徴を備える必要があるが、必ずしも上手く行ってはいない様子。せっかく登録を「ユーザー(閲覧者)」と「クリエーター(制作者)」に分けているのだから、その仕組みを上手く使えばもっと面白いことができるのでは? 例えばユーザーがクリエーターに仕事(例えばTwitterアイコンの作成)を依頼し、採用者にポイントを付与するとか(知恵袋と同じ仕組み)。pixiv一強を脅かす存在への成長を強く期待したい。

 おすすめ度は★★★、私のアカウントはこちら


GALLERIA(ギャレリア)

 アマチュアイラストレーターが主だが、中には商業(プロ)イラストレーターの登録もチラホラ。そのためかクオリティもピンキリで統一感はあまりない。「GALLERIA」の名の通り自作品のギャラリーとして使うことを想定しているようで、SNS的な機能はハート(お気に入り)を付与する程度であまり充実していない。Twitterに自動的に自作品の一覧を投稿できる機能がある。ブラウザ上でお絵描きできるMzEdito、TegakiHyper!、Tegaki2、MzPencilという機能があるが、積極的に利用されていない様子。ギャラリー的な表示が特徴的な登録ページは、Web上のポートフォリオ(作品集)として使えるが、前述の通り登録者のクオリティはピンキリなのでプロのイラストレーターならプロ向けのサイトに登録すべき。

 おすすめ度は★★★、私のアカウントはこちら


ピアプロ

 運営がボーカロイドで有名なクリプトン・フューチャー・メディア社なので、イラストはボカロがメイン。様々なイラストコンペのイベントを開催しているので、ボカロ界隈で有名絵師になりたいのなら登録は必須。そうでなければあまり登録するメリットはないかも知れない。CGM(消費者生成メディア)サイトを標榜しているが、自主創作文化を後押しするという意味ではpixivなどとあまり変わらない。メインは楽曲制作(作詞・作曲・アレンジ)だが、イラストのカテゴリーもそれなりに盛り上がっている。実は楽曲制作用の別アカウントで何度か他のクリエーターさんと楽曲をコラボ(私が作詞を担当)したことがあるが、創作の共同作業は結果的にクオリティの低い人のレベルに揃いがちなので、不満が残った(クオリティの低い人が高い人に頼りがちになる)。なのでピアプロが標榜する「クリエーター同士のコラボによる創作活動」にあまり大きな期待をしない方がいい。人間関係などでトラブルになる可能性も大。

 運営がDTM関連会社なので、このピアプロ自体で収益を上げる必要がなく、お金の臭いがあまりしないのは好感。その変わり著作権や商標権などの権利関係、エロや暴力表現には厳しいので、作品の投稿には注意が必要。健全度で言えば、取り上げた5サイトの中では一番良好。ボカロ自体オワコンと言われるが、「ボカロ」というジャンルを創出し、定着させた功績は認めるべき。根強いファンも多いので、一時期の爆発的な盛り上がりはないものの、地味ながら長く継続していくのでは。

 おすすめ度は★★、私のアカウントはこちら


ニコニコ静画

 ネタ系イラストが多い印象。それにどうしてもメインの「ニコニコ動画」のおまけ的コンテンツの印象が拭えない。エロ投稿と分けるために「ニコニコ春画」も存在する。ユーザー数が膨大なニコニコ動画とアカウントが共通なのだから、上手く連携が図られれば何か新しいことができそうな気もするが、そういった開発に運営もあまり積極的ではなさそう。何かもっとニコニコならではの「遊べるサイト」でないとニコニコ動画からのユーザーの流入は現状では期待できない。

 おすすめ度は★★、私のアカウントはこちら


 以上です。他にはChixi(ちぃ)Otaclipイマジスなどがありますが、どこもpixivに押されて青息吐息状態。投稿されているイラストのレベルも低く、いつサービスが終了してもおかしくないので、あまりオススメしません。乱立気味だったイラストSNSサイトも淘汰が進み、いくつかのサイトは運営を終了しているので、現在は上記5サイトの中で登録を考えれば十分と思います。ただ、一強のpixiv、運営会社が実業であるピアプロ以外は決して安泰とは言えない気がします。ニコニコもいつ静画を切り捨てるかわかりません。描いた画のバックアップを決して怠らなようにすることをおすすめします。


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