Gibson-J-45を弾く女の子
(c) Futajyuro Iwasa : Adobe Illustrator CS6 for Mac, CMYKmode, All Vector Graphics,39.8MB, 7/9/2017




 デジ絵・萌え絵の第21作目『Gibson J-45を弾く女の子』です。このイラストでは以下の課題を設定し、そのノウハウの吸収に努めました。

(1)ギターを描く

 萌え絵云々以前に、イラレでギターを描いてみたかったので、なるべく使い込んだ「味」のある感じで描いてみました。ディテールに私なりのこだわりを反映してみましたが、ギター弾きなら理解できるはずです。

(2)ギターを弾く女の子を描く

 ギター+女の子のイラストは初音ミクを始め数多く投稿されていますがエレキが多いようです。ですのであえてアコギを選んだのですが、多くのイラストがギターを弾く姿として正しくない(理解していない)ものばかりです。私はギター弾きなのでそこにはこだわりました。まず、「小柄な女の子が大きなアコギを弾く」という雰囲気を出すために少し(大げさ気味に)ギターを大きめに描いています。ギターが手前に倒れている弾き方はギターを弾く姿勢としては正しくありませんが、小柄な人だとありがちです。バレーコードを押さえる左手はこのように肘を下げるのですが、これは人差し指一本で全部の弦を押さえなければならないので、力を入れやすくするためです。座ってでの演奏ですのでストラップは描きませんでしたが、カッティング中心の弾き方をしている感をなるべく出してみました。そもそもGibsonはそういうギターですしね。「ギターがGibsonなのにピックがFenderってどうよ?」というツッコミもありそうですが、私自身はGibosn派です。でもイラストにした際、Gibsonのべっこう柄や黒じゃ目立たないんですよね。白にするのも考えましたがバックが白ですので黄色にしたかったんです。となると有名どころではFenderくらいしか選択肢がない・・・(笑)。弦はダダリオのフォスファーブロンズを描きました!(嘘)。

(3)ウエスタンルックを描く

 ファッションがウエスタンシャツやウエスタンブーツなのは単なる私の好みですが、ウエスタン「風」ではなく本格的なデザインにしました。ブーツは私の大好きなトニーラマを参考にしました。デニムのミニスカなのは座りポーズなので・・・もうおわかりですね(笑)。

(4)背景について

 背景については最初はステージを考えていたのですが、あまりにも殺風景だったのでボツにしました。まあ、アンプやPAなんかで空間を埋めても良かったのですが、そこまでやりきれませんでした。今後気が向いたら何か手を加えるかもしれませんが、とりあえず今回は背景なしで完成です。


●総評

 『けいおん!』や『響け!ユーフォニアム』など、音楽アニメで一番の問題は「弾ける人が見ると、おかしいのがすぐわかってしまう」という点です(京アニは頑張っていますね)。それはイラストでも同じですので「小さな体で精一杯ブルースを弾き語っている女の子」のつもりで描いて見ました。特定のアーティストをモデルにしたものではありまんが、私自身はジャニス好きです。まあジャニスは全然可愛くありませんが(笑)。

 ギターはそこそこ描きこんでみましたが、もともとこういったテクニカルなイラストはイラレの得意技です。仕事でも何度か描いていますので、そんなに苦労はありませんでした。グラフィックデザイナーならイラストレーターに頼むまでもない日常の業務レベルでしょう。むしろ、あまりにも細かく描きこんでしまうことによって、女の子との描きこみのバランスが崩れてしまう懸念がありました。グラデーションメッシュを使うなどもっとリアル(写真に近く)にもできましたが、それはせず、あえてイラスト感を残しています。それと「あれっ?岩沙氏所有のギターはサザンジャンボじゃ?」と思った方は鋭い(笑)。そうなんですが、あえてJ-45を描きました。まあJ-45の方がメジャーですし、特にファンというわけではありませんが、J-45ユーザーであるmiwaさんの写真をいくつか参考にしたというのもあります。

 しかし、ロックやブルースといった硬派なものと、萌え絵との相性は良くありませんね(笑)。全く異質の両者をここまでまとめるのにかなり苦労してしまいました。ところで、もし「俺のJ-45を萌え絵に使いやがって!」と思われた方がいらっしゃいましたらゴメンナサイ。


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