水着のチノと濡れTシャツ
Illustrated by Futajyuro Iwasa : Adobe Illustrator CS6 for Mac, CMYKmode, All Vector Graphics,105.2MB, 7/15/2017





 デジ絵・萌え絵の第22作目『水着のチノと濡れTシャツ』です。このイラストでは以下の課題を設定し、そのノウハウの吸収に努めました。

(1)版権絵を描く

 以前、『霧雨魔理沙』を描きましたが、どうも私のタッチにクセがありすぎるのか、魔理沙に見えないという問題を抱えていました。もちろんこれこれのように「平面・色アミ・アニメ塗りイラスト」にしてしまえばいくらでも似せて描けるのですが、こちら方面はすでに私より上手な方がたくさんいらっしゃいますので、この方法論は(作品絵としては)除外しています。今回はなるべく版権絵に近くなるように腐心しましたが、やっぱりクセは抜けきれません。まあでも、ぱっと見チノに見えれば及第点ですかね。

(2)濡れた衣類の表現をする

 以前の『掴みピローとセーラー服』で半透明の白ニーソの表現をしてみましたが、それを進めて今度は濡れた衣類をイラレで表現できるか試してみました。汗や雨など、これも萌え絵では欠かせない表現ですので、方法論を確立しておきたかったからです。水滴は探せば版権フリーのデータがいくらでもありますので、それに手を加えて散らしています。こういった手間の省き方はイラレならではのメリットですね。

(3)逆光の表現をする

 光源の話は今まであまりしてきませんでしたが、そろそろ光源のコントロールとその表現方法に慣れておきたいですね。ペイント系ではノウハウがネット上にいくつも見つかりますが、イラレでは皆無です。考え方としては同じなのですが、それをイラレの機能で表現するにはちょっと工夫が必要のようです。今後いろいろと試してみたいと思います。

(4)背景について

 画面全体を背景で埋めるのではなく、このようにメインの対象物の周りの背景の一部を活かしつつ切り抜いてみました。デザインの世界では「部分切り抜き」「一部切り抜き」などと呼ばれていますが、これは写真などで「対象物すべてを切り抜きにしてしまうと美しくない」「かといって角版(背景全面イキ)にするとごちゃつく」という場合によく使われる方法です。

●総評

 当初は夏らしいイラストにしようと、濡れたTシャツにビキニ姿の青い髪の女の子のイラストの予定だったのですが、描いている内になんとなく『ご注文はうさぎですか?(ごちうさ)』のチノに似てきたので、版権ものとして完成させました。でもチノの水着はワンピースなので、濡れTシャツの効果がイマイチに(ワンピースはワンピースで特異な需要があるのは承知しております。笑)。『ごちうさ』については以前こちらで記事にした通りですが、Koi氏の描く女の子はとっても好みなのでよく参考にさせてもらっています。

 ところで最近、このブログの過去記事を見直していたのですが、「イラレで萌え絵を描く」という挑戦でなんとなく手応えを感じられるようになったのは[No.8]『風のいたずら』からですね。日付は2016年6月6日なのでほぼ一年ちょい前。それ以前の過去作は、混迷を極めた悲惨な画が多くて削除したい欲求にかられるのですが、まあでも今後しばらくはこのまま残しておきます。誰かに「最初はこんなにもヘタだったのか!」と勇気を与えられればそれでもいいですしね(笑)。

 もちろん現時点が完成形ではありませんし、今後も創意工夫を続けていくつもりです。最終的には「まったくイラレ臭のしないイラレイラスト」が目標ですが、果たしてそこまでたどり着けるかどうか(笑)。AdobeもCS以降、イラスト制作でイラレを積極的に使って欲しいのか、アナログ的な表現ができる機能を搭載してきています。CCになってからは足踏み状態ですが、こちら方面の新機能搭載も期待したいところですね。


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