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完成するとこんな感じ。100均の色鉛筆でも丁寧に塗り重ねるとそこそこ発色してくれます。肌色は木肌色なので塗っていません。髪のハイライトは失敗しそうだったのでやめておきました(初心者にそこまで要求しないで。笑)。次回の課題ですね。




 神田明神に奉納する痛絵馬を、先駆者さんたちの知恵を借りつつ100均グッズのみで描いてみたので、その描き方を公開します。

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材料と最終仕上げ前の段階。こここまで来るのに試行錯誤しました(汗)。


【材料】

・神田明神の絵馬(初穂料500円)

・防水スプレー(ダイソー)
・色鉛筆(ダイソー※おすすめです)
・練り消しゴム(キャンドゥ)
・修正液(キャンドゥ)
・シャーペンもしくは鉛筆(芯はB)(キャンドゥ)
・水彩ペン(黒)(キャンドゥ)
・コピー用紙(なければ薄手の紙)

追加で

・ボールペン(あれば便利)
・鉛筆削り器(色鉛筆はすぐに短くなるので)

※画材は全て100均で手に入ります。同様のものがあれば全部ダイソーで揃えてもOK。


【作り方】

(1)紐を外し、絵馬にたっぷりと防水スプレーを塗布します。

(2)コピー用紙に下書きします。

(3)下書きを描いたコピー用紙の裏側を、鉛筆か色鉛筆の黒でまんべんなく塗ります。

(4)絵馬の上にコピー用紙を置き、下書きをなぞります。

※あまり力を入れすぎると板が凹んでしまうので、薄っすら転写される程度でOK

(5)絵馬に転写されたアタリを元に、柔らかい芯(B以上)の鉛筆かシャーペンで下書きを完成させます。

※あまり力を入れすぎると板が凹んでしまうので、ごく軽くでOK。間違ったら練り消しゴムを押し付ければ消えます。

(6)下書きに練り消しゴムを軽く押し付けて、下書きの線を薄くします。

※色鉛筆の色に鉛筆の粉が混ざると色が汚くなるので、なるべく除去しておいてください。

(7)色鉛筆で色を塗ります。力を入れて塗ると板が凹んでしまうので、色を濃くしたい場合は重ね塗りをしましょう。

(8)黒の水彩ペンで主線を描きます。

(9)修正液で目のハイライトを入れます。

(10)絵が乾いたら見えている下書き線を練り消しゴムを押し付け、なるべく消します。

(11)塗り残しや線欠けなどを修正します。

※細かい修正には水彩ペンよりボールペンの方が使いやすい場合も。

(12)再度防水スプレーを全体に塗布し、紐を結んだら完成です。


 痛絵馬を描いたのは今回が初めてです。ですので試行錯誤しながら(100均で買った板に試し書きをしました)の作業になり、制作途中の写真を撮る余裕がありませんでした。作業での一番のネックは「板の彩色にどの画材を使うか」ですが、マーカーや絵の具はミスすると修正が困難です。パステルやクレヨンだと板にカスがこびり付いてそれがムラになったり、細かい部分を塗ったりするのには向いていません。そこで私が選んだのが色鉛筆。メリットはなんといっても「描きやすさ」と「失敗のしにくさ」。塗り重ねればある程度なら発色も良くなりますので、とにかく丁寧さを心がければなんとかなる感じです。色鉛筆はどの100均でも各種取り揃えがありますが、写真にあるダイソーのものが一番柔らかくて塗りやすかったです。

 慣れてくれば(2)(3)(4)を省いて絵馬の板に直接鉛筆で薄く下書きを描くところから始めてもいいでしょう。マーカーやアクリル絵の具は発色がいいし、絵の完成度も上がるので憧れますが、失敗するとせっかく授からせていただいた絵馬が台無しになるリスクも。デジ絵専門の絵師さんだとアナログ画材を持っていない(捨ててしまった)方も多いかと思います。またコピックなどの高価な画材は板で使うとペン先を痛めてしまいます。もちろん普段使っている画材が使えるならそれに越したことはないですが、全ての材料が100均で揃うこの方法を試す価値はあると思います。

 さて、いつこの痛絵馬を奉納しに行くかですが、元旦には行く予定にしています。ただ・・・私がこの絵馬をお納めするのは恥ずかしすぎてとっても抵抗がある・・・(笑)。だって境内は目の肥えたヲタさんたちでいっぱいになるんでしょ? そんな中、この痛絵馬を取り出してお納めするなんて私にはハードルが高すぎます(汗)。境内の雰囲気を見て、あまりにも無理そうだったら奉納は嫁に頼んで、私は他人のフリでもしていようかな(笑)。

追記:無事奉納しました! その記事はこちら