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日曜日だったこともあったのか、結構な人数が入場していました。アクアショップのペンギンビレッジやアクアフォレストに展示されている水草水槽を見慣れていると「入場料1300円でこれ?」と思うかも。目玉の「水草ウォール」はまあまあでした。




 アクアリストで天野氏の名前を知らない人はいないと思います。私はレイアウトにしても思想的にもそんなに影響を受けたわけではないですが、やはり「自然の水景を切り取った」レイアウトには憧れていました。ですが、震災と長引く地震で残念ながら大きな水槽は諦めてしまいました。マンション暮らしなので、不在のときに地震があって水漏れするのが一番怖いからです。

 アクアを始めた理由は「ペットを飼ってみたい」という嫁との話し合いの中で、消去法で熱帯魚に行き着いたからです。犬猫はなつくのが楽しいが世話が大変(嫁は飼育経験者、私は未経験)、ウサギやハムスターやリスは懐かない、爬虫類は論外・・・となって、結果熱帯魚を飼うことに。それからネットであれこれ調べているうちに「ネイチャー・アクアリウム(自然の水景を水槽の中に再現する)」の世界を知り、私の「創作ごころ」が突き動かされた、という経緯です。

 天野氏が設立したアクアリウムメーカー、ADA(アクアデザインアマノ)については、「値段が高い」「デザインはいいが見掛け倒し」など、必ずしも評価は高いとは言えませんが、それでもそれまで「単なる熱帯魚屋さん」的でしかなかったアクアグッズに、デザイン革命をもたらした事実は高く評価されるべきでしょう。全てのアクアグッズをADAで揃える「信者」まで登場するなど、「アクア界のApple」と呼ばれていますが、長きにわたってAppleユーザーの私としても、共感を覚えるものがあるのは事実です。しかしながら、私が購入したADA製品は水草用LEDライト「アクアスカイ」のみ。アクアリストならよくご存知ですが、実はアクアリウム愛好家が一番利用するアクアショップは「100均」です(笑)。アクアリスト目線で見ると100均は「ワクワクする宝の山」なんですね。その理由を知りたければ、「とにかくアクアをやってみてください」としか説明できないのですが(笑)。

 肝心の展覧会ですが、写真の展示が多く、見たかった水草水槽が少なかったのが残念。もちろんバイテンのポジフィルムで撮影された、水景や自然風景写真を引き伸ばした巨大プリントは迫力があったのですが、アクアリストとしてはもっと水槽(インパクトある巨大水槽とか)が見たかった、というのが本音。既存の180cm水槽を使うなら使うで一列に並べて水景を連続させるとか、円形に並べて360度水景に囲まれるとか工夫がないとつまらないですね。これでは新潟のADAのギャラリーと大差ないです。天野氏の水草水槽作品は東京スカイツリータウンにある「すみだ水族館」で巨大水槽が常設展示されているので、アクアに興味のある方はそちらもお勧めいたします。

 「天野尚 NATURE AQUARIUM展」の詳細は以下をどうぞ。

期間:2017.11.8(水)〜2018.1.21(日)
※期間延長しました

時間:平日/12:00~17:00 土日祝/10:00~17:00
※最終入館は閉館時間の30分前まで。

場所:Gallery AaMo(東京ドームシティ内)

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ADAの180cm水槽群。素晴らしいのだけど、広い展示会場では迫力に欠けてしまう。

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目玉の「水草ウォール」。悪くはないけどやっぱり物足らない。