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手前からSONY Cyber-shot DSC-RX100、Canon PowerShot SX700 HS、Nikon COOLPIX A900です。PowerShot SX700 HSは下取りに出してしまったので、もう手元にはありません。




 以前、「イラストの資料に使うなら、スマホカメラではなくコンデジの方が汎用性が高くていいよ」という記事を書き、愛機「Canon PowerShot SX700 HS」を使い倒していたのですが、嫁がそのライバル機種である「Nikon COOLPIX A900」を選んでしまった(ディズニーのパレードを撮りたいので高倍率ズームが欲しい、花の接写にギリギリまで寄りたい・・・だそうです。笑)ため、同じ性格の機種がかぶる事態になってしまっていました。であれば「PowerShot SX700 HS」はセンサーサイズの小ささからくる写真の描写力にも不満があったし、フィルム時代に一眼レフを使っていたこともあったので、久しぶりにデジイチかミラーレス一眼を検討したのですが、今更レンズ沼もないだろうし、そもそもデザインやイラストの資料や素材のための写真撮影なので、やはり一眼は機動性に欠けると判断しました。そうなると選択肢は1型センサー搭載の高級コンデジしかありません。

 私のデジカメ遍歴はオリンパスに始まったのですが、最近はCanonとNikonをいったりきたりしています。現在はCanonユーザーですので当然第一候補は「PowerShot G9 X(Mark II)」だったのですが、発売からすでに5年が過ぎようとしているのに、未だに人気が衰えない「Cyber-shot DSC-RX100」が気になり始めました。調べてみるとコンデジらしからぬ描写力に軒並み評価も高く、某家電量販店で実機を触った感触も悪くありません。それに価格もかなりこなれてきたようです。問題は光学ズームが3.6倍しかなく、マクロ撮影も得意ではないという点。しかしこれは嫁の(本当は私のデジカメなんですが、嫁に自由に使わせてあげている状態)「Nikon COOLPIX A900」とケース・バイ・ケースで使い分ければなんとかなりそうです。

 スペックも価格もほぼ同じのPowerShot G9 X(Mark II)とさんざん迷った結果、SONYの初デジカメとして「Cyber-shot DSC-RX100」を選びました。決定打はズーム(デジタルズームも含む)とF値の差。CanonのタッチパネルやWiFiは使いづらく苦手なので、選択肢には入りませんでした。しかしコイツは、ほとんどカメラまかせでもいい画を吐き出してくれます。噂に違わぬ描写力、暗所に強い明るいレンズと1型センサーによるボケ味、それに抜群の携帯性。心配したマクロも「言われるほど悪くない」という印象です。撮影した画像をフォトショで開いて加工してみるとよくわかりますが、センサー密度が高いために画像の荒れが少なくてすみます(JPGの場合。RAWは使わない予定)。これでマクロが3cm以下、光学ズームが10倍以上だったら文句なかったのですが、そのうちそういう機種が出るでしょうね(パナであるようですが、予算オーバーで断念)。

 それはともかくも「COOLPIX A900」はいいカメラですね。先行していた「PowerShot SX700 HS」をよく研究したんでしょう、すべての完成度が一回り上の印象です。Canonも負けじと後継機種を出していますが、スペックはともかく、なんだかどんどん安っぽいデザインになってしまって購入意欲が湧きません(笑)。Canonって機種によってデザインの良し悪しがはっきり出るメーカーですね。その点Nikonは質実剛健なデザインで安定している気がします。残念ながらNikonの1型センサー機「COOLPIX A」は売れなかったみたいですが、再挑戦してほしいものです。

 一眼レフカメラはレンズを付け替えてナンボのカメラです。しかし、いわゆる「カメラ女子」は標準レンズをつけっぱなしにしている人がかなり多いと聞きます。「猫を撮りたい」「料理やスイーツを撮りたい」程度のニーズなら一眼はオーバースペックでしょう。そういった「一眼の取り回しの不便さに気づいた層」が、この「高級コンデジ」にシフトしてくるのは一定数見込めるので、今後シェアを伸ばすであろうと思われます。スマホカメラに高倍率光学ズームや1型センサーの搭載はかなり難しいでしょうから、そのニーズを狙って各メーカーがこの分野に力を入れてくるのは確実ですね。

 と、いうわけでコンデジ初のSONY機です。これで所有したことのないカメラメーカーはFuji Filmのみになりました。これから最低でも2、3年は使い倒したいと思います!


SONY Cyber-shot DSC-RX100