10年後
上記のグラフは中小企業庁が発表している数字をわかりやすくグラフ化したものです。※クリックで拡大(引用先:中小企業庁HP/開業年次別 事業所の経過年数別生存率




 一口に「フリーランス」といっても、その職種はさまざまで、wikiによると

・医療

 開業医
 あはき業

・報道・放送・マスメディア分野

 フリーアナウンサー
 フリー俳優・声優
 フリーナレーター
 フリーライター
 フリージャーナリスト
 評論家

・芸術分野

 俳優、ミュージシャン、芸能人
 作家、翻訳家、ライター
 画家、イラストレーター、アニメーター、漫画家、書家
 写真家
 デザイナー
 キュレーター
 通訳
 著作権エージェント

・技術職(技術者)・研究職

 大工、電気工事士
 レコーディング・エンジニア
 プログラマ、SE
 在野の研究者

・スポーツ

 プロ野球選手
 JRA所属騎手
 プロレスラー
 
・農林水産業

 農家・漁師
 林業
 猟師

・その他

 保険外交員
 講師業
 日雇い・期間労働者
 バイク便ライダー、自転車便のメッセンジャー
 自営業の延長的な業態
 トラック運転手
 イベントプランナー

などと列挙されていて、主業があっての副業であったり、期間限定(プロスポーツ選手はそうですね)であったり、いくつもの業種をかけもちしていたりで、必ずしも「廃業=生活破綻」とは言えない面もあるかと思います。ただ、開業した以上はその業種で「稼げる」と判断したと言えるので、おおよそにおいて「廃業=事業失敗」と考えていいのではないでしょうか。

 であれば「10年後の生存率11.6%」というのはシビアな数字です。特にその分野に特化しているイラストレーターにとって、廃業は即生活破綻に直結するのでなおさらです。しかし、これは2002年の数字なので、東日本大震災や民主党政権時代の政策迷走による暗黒時代は含まれていませんので、実態はさらにこれより少ない可能性さえあります。どちらにしても「10年で1割しか生き残れない」という数字は、これからフリーランスやイラストレーターを目指す人は頭に入れておいた方がよさそうです。

 以上です。