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「絵を描く」という行為は、多少なりとも苦難を伴う行為です。だからといってそれに挑戦しようともせず「羨ましい」で逃げる人たちに、まともに語り合う言葉など私は持ち合わせていないですね。(写真提供:FreeBackPhoto




 ある程度絵を描ける人なら、一度は言われたことがあるこのセリフ。私はこう言われるのが昔からあまり好きではありません。なぜなら「羨ましいんだったら練習すればいいだけなのに、なぜそれをいちいち俺に言うの?」と思うからです。同じように楽器が演奏できる(私の場合ギター)場合でも言われることがあります。「楽器を演奏できるなんて羨ましい」・・・だーかーらー!!羨ましいんだったら練習すればいいじゃない。そんなこといちいち俺に報告しなくてもいいでしょうに。

 もちろん生まれ持った「才能」や「センス」は必要です。でも、それはもっと上手くなりたい、有名絵師になりたい、プロになりたいなど、さらなる高みを目指す人に限った話です。ちょっと気の利いたイラストや、ピアノやギターをさらっと弾く程度の技術なら「才能」なんて要りません。数ヶ月真面目に練習すれば誰にでも身につきます。その程度の努力さえ放棄して単に羨ましがるだけなんて、さらにそれを絵を描ける人にいちいち言うなんて、私にはその心理がさっぱり理解できません。「羨ましいから「羨ましい」って言ってるだけだよ」という声が聞こえてきそうですが、では勉強ができる人に向かって、「勉強できるなんて羨ましい」なんて言う人がいるんでしょうか? たとえ言ったとしても「じゃあ、あんたも勉強しなよ!」と言い返されるに決まっています。「羨ましい」けどその「努力」はしない(要するに興味がない)という意味不明な「愚問」に悩まされるから、絵を描く人の多くはそのことをあまり他人には言いたがらないのです。大人に隠れて、まるで「悪いこと」をするかのようにコソコソを描くのです(オープンにしている人も中にはいますけど)。

 どうせなら「絵が描ける人が羨ましいから、今、絵の練習してるんだ」と言ってもらえる方がよっぽど建設的です。それならこちらも「じゃあ、今度一緒に描いてみない?」とポジティブな思考になります。そんな努力をする気がないのなら、「へえー、意外と上手いじゃん」と突き放していただいて結構です。とにかく、絵を描いている人に向かって「絵を描ける人が羨ましい」という、妬んでいるのか、小馬鹿にしているのか、興味はないけどとりあえず興味があるっぽいこと言っておこうか(多分このパターンが一番多い気がします)なのか、「それを俺に言ってどうする?」的なわけわかめな問いかけは、ぜひやめていただきたいと痛切に願っております。

 というわけで、今回の記事の見出しに対する私の答えはこれです。

(´・ω・`)知らんがな

 最近はこういう本もあるんだし、これで練習すれば、たった数時間でそれなりにかわいい絵は描けるようになると思うんですけどね・・・。


ボールペンでかんたん! プチかわいいイラストが描ける本 (コツがわかる本!)