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ラジカセ、ステレオ、コンポ・・・様々な音響機器を経て、現在はBoseのCompanion 2にBluetoothオーディオレシーバーを接続して運用中。これでMac、iPad、iPhoneのどれからでも再生可能になりました。




 pixivのプロフィール欄には「絵を描く時に聞く音楽」を入力する欄がありますし、Twitterでも「作業用BGMは〇〇です」とツイートしている人をよく見かけます。スタバなどでもイヤホンをして音楽を聴きながら作業しているノマド民はもはや定番の風景ですし、多くのデザイン事務所ではFMラジオや有線放送を流していて、何かしらBGMを流しながら作業するというのは当たり前になっています。

 私はフリーランスになった当初は時計がわりにJ-WAVEを聴いていたのですが、すぐに聴かなくなってしまい、もうずいぶんと長い間「BGMはなし」の状態が続いています。これは仕事をしていてもイラストを描いていても同じです。自然とそうなったので、あまり気にもしていなかったのですが、考えてみるといくつか理由があるようです。


(1)電話やメールの着信を聞き逃す危険性がある

(2)電話の際、通話が聞き取りにくい

(3)放送や音楽が気になって仕事に集中できない

(4)ラジカセを使わなくなり捨ててしまった

(5)ストリーミングはPCに負荷がかかるので作業効率が落ちる


(1)は過去に何度もありました。今は携帯(スマホ)が主流ですが、昔は固定電話だったので着信を聞き逃すのはビジネス上非常に問題がありました。

(2)昔の携帯電話は通話の品質が悪く、ノイズ源は絶っておく必要がありました。その代表格がラジオです。ラジオはコードレスホンでもノイズが乗りやすかったのですが、現在は対策されているそうです。

(3)事務所や会社などの広いスペースで流れている分には気にならなかったのですが、狭い自室で聞いていると圧迫感を感じるようになってしまいました。

(4)ラジオを聞かなくなり、カセットもCDも音楽ファイルに置き換わってしまえば要らないですからね。

(5)一昔前のPCだと、ストリーミング再生しながら作業すると動作が重くなりストレスだったので、作業中はアクティブなアプリケーションだけを起動するクセがつきました。


 こういった事情が重なって、いつのまにか「BGMはなし」の状態が定着し、今ではちょっとでも音楽が聞こえると逆にストレスになってしまうまでになってしまいました。もちろん仕事でないとき(休憩中や移動中とか)は全然かまわないのですが、いったん仕事モードに入るとテレビの音声さえムカついてしまいます(笑)。ですので、私はテレビはほとんど見ません。過去に何度か「家にいたらテレビをつい見てしまうからフリーランスなんて無理」と言う人がいましたが、私の場合それを言うなら「インターネット」ですね(笑)。なんでも知りたがりの私にとってネットはまさにうってつけの存在。ニュースサイトやSNS、ブログやwikipediaを徘徊して情報を集め、それらをまとめて記事を書く。誰に頼まれたわけでもなく、ギャラをもらえるわけでもないのに「自分自身の知的好奇心を満たす」ためだけにやっています。でもそれは、大きい目で見れば自身にフィードバックされ、趣味の領域でも、さらに仕事でも良い影響があると感じています。まあ、依存しない程度にほどどに(笑)、という条件付きではありますが。

 他にはギターをよく弾きます。と言っても特定の曲を弾くのではなく思いついたままに指を動かす「適当弾き」ですが。こういった事実から自分の「指向」が見えてきます。つまり

・ラジオやテレビなどの「受動」メディアではなくネットなどの「能動」メディアを好む

・音楽を「受動」的に聴くだけではなく、「能動」的に演奏する

という「能動指向」である、ということです。私は飛行機が嫌いで新幹線を好むのですが、これも「能動的に機内を動けない」から飛行機が嫌いなんでしょう。新幹線は飲み物を買いに行ったり、デッキへ出て見たり、トイレや洗面台に自由に行動することができますからね。

 以上の考察から「(ラジオを含め)作業用BGMを聴く」という行為は受動的(曲の選択は能動的であったとしても)なので私の指向とは合わず、結果として「BGMはなし」という状態に落ち着いた、と言えるでしょう。

 以上で自己分析終了です! あーすっきりした(笑)。