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中身を確認してから購入したかったので、わざわざ池袋のジュンク堂まで行ってきました。最近の書店は「本屋体験」を重視して品揃えを限定する方向性にあるようで、こういったニッチなニーズの書籍は巨大書店でないと置いてないパターンも多くなりました。




 人体デッサンの練習には様々な方法がありますが、模写であれ、トレースであれ、外してはならない重要な点があります。それは「萌え少女は人間にあらず」という点です。

 私の場合「萌え絵は5頭身が基準である」という信念(笑)のもとにイラストを描いていますが、現実の10代の少女は5頭身などということはありえません。それに「頭二つ分が胴体、残りの頭二つ分が脚」などという人体バランスなどはもはや人間とは言えない(笑)代物です。そんな「萌え少女」が描きたいのに現実の人間をいくら参考にしたところで、萌え絵が描けるはずがありません。もちろん画力があれば実際の人間を脳内変換して5頭身にできますが、残念ながらそんな画力は私にはないのです。

 そうなると参考になるのは「他の絵師さんの萌え絵」か、「萌え体型に近いデッサン人形かCG人形アプリ」になります。CGアプリに関しては以前この記事で『Magic Poser』をご紹介していますが、思ったようなポーズをとらせるのに手間がかかるので、最近は使っていません。そんな時amazonで見つけたのがこの書籍です。500種類ものポーズが画像データで収録されていて、トレースや加工も自由自在。しかも人体バランスは私が描く5〜6頭身が中心です。amazonのレビューにある通り、絵師さんによってはポーズ絵のクオリティにばらつきがありますが、素体の描き方を統一するなど工夫も見られますし、ゼロから描くよりはかなりラクです。

 ですが、やっぱりこの素体をそのままトレースしたところで、可愛く素晴らしい萌え絵が描けるわけではありません。素体をトレース、もしくは模写しつつも、自分自身のクセで描かれた「人体バランス」に変換する作業がどうしても発生してしまいます。しょせんは「他人のバランスで描かれた絵」です。使える範囲は限定的ですね。

 といったところですが、ポーズのアイデアのネタになるのは確実ですので、おそらく今後私の描くイラストで、この本のポーズが元ネタのイラストが数多く登場することになるでしょう。そうなった時、「元ネタはあの本じゃん!」と突っ込まれる前にここでネタバラシしておきますね(笑)。


そのまま使える女の子ポーズ500 CD-ROMつき