パジャマにお着替え
(c) Futajyuro Iwasa : Adobe Illustrator CC for Mac, CMYKmode, All Vector Graphics,121.7MB, 6/2/2018




 デジ絵・萌え絵の第34作目『パジャマにお着替え』です。このイラストでは以下の課題を設定し、そのノウハウの吸収に努めました。

(1)キャラクターデザインを再考する

 前作までの手グセに頼ったキャラデザから、王道の萌え絵(というより「ロリ絵」)のバランスに寄せてみました。とはいえ、私が描くのでそこここに手グセはあるのですが・・・。ここまで来るのに4作品ボツにしました。

(2)パジャマを描く

 定番の衣装ですので、経験値を上げるために描きました。あと、おぱんつは(以下略

(3)貧乳を描く

 イラレでおっぱいを描くにはどうすればいいのか結構悩むのですが、いまだに確立できていません。今回は貧乳なのでさらに悩みました。どちらにしても肌色グラデーションのオブジェクトを重ねるかしかないのですが、その「グラデの掛け方」と「オブジェクトの形状」の答えはまだ見つかっていません。グラデーションメッシュはコントロールに苦労するので使っていませんが、部分的に使うのはアリかもしれませんね。

●総評

 ヲタク市場というのはとってもコンサバティブだと前から思っていたのですが、ある程度の「フォーマット(形式)」に準じた画を描かないと評価されないのではないか、という考えからこのキャラデザに行き当たりました。萌え絵はよく「個性がない」と言われますが、この「フォーマットありき」な部分の影響がずいぶんと大きな、というのが素直な印象です。人気絵師と呼ばれる方々は、その中でも個性を発揮し、それが評価されているかと思いますが、私の場合イラレで描いている時点でペイント系とは印象が異なるので、それが個性といえば個性かもしれません。特に髪の毛はペイント系では難しい描き方をあえてしています。

 ただ、やはり「イラレイラストには見えない」という点にはこだわりたいですね。鑑賞者にとってその画がなんのアプリケーションで描かれたかは関係のない話なので。私が萌え絵に求めるのは「可愛い」はもちろん、儚さ、繊細さ、優しさ、愛おしさ・・・そして微エロ(笑)。こういった要素を描くには、イラレは全く向いていないのですが、それでも工夫すればここまでの表現はできるようです。私がやりたいのは結局、以前Twitterで呟いた様に

「きれいな顔してるだろ・・・萌えるだろ・・・ベジェ曲線なんだぜ。それで」

ですので(笑)。