adonit-jot-dash
正直言って、Apple Pencilの代替にはならなかったです。

 私の所有するiPad miniは残念ながらApple Pencil未対応です。ですのでその代わりにいくつかのスタイラスペンを検討した結果、Adonit「Jot Dash」をamazonにて5,890円で購入しました。購入に際し検討した点は

(1)ペン先がなるべく小さい(細い)

(2)ペン軸が細い

(3)反応が良い


(1)についてはこれは必須で、シリコンゴムタイプのタッチペンだと接地点が見えず、絵の細かい部分を描きづらいからです。もちろん静電容量式のタッチペンでは仕方ないことだと理解していますので、初めから電源を内蔵する静電発生式を選ぶことが前提でした。

(2)については静電発生式は電源を内蔵する関係からペン軸が太くなりがちです。このJot Dashはその中でもかなりペン軸が細い部類です。私は肩こり持ちなので、ペン軸の細さは譲れない点でした。

(3)実機がどこにもなかったので、これはレビュー頼みでした。実際使用してみると「こんなものかな」と言う感じ。Apple Pencilのようなレスポンスの良さは残念ながら感じませんでした。

これらに付け加えるならば、USBに繋げる充電器が格好良かった、というのもあります。小さ過ぎてなくしそうではありますが。

 シリコンゴムなどのタッチペンであれ、電源を内蔵するスタイラスペンであれ、ペン先と描く線のズレはどうしても発生してしまいます。それは織り込み済みだとしても、どうもしっくりきません。ペン軸は細くて持ちやすいのですが、バッテリーを内蔵しているために感じるずっしりとした重さ、カチカチと不快な音がでるペン先、描いている途中で線が切れるなどのレスポンスの悪さ・・・。これら表面化した使い勝手の悪さから、現在はシリコンゴムのタッチペンへ回帰しています。そのシリコンゴムタイプで、ペン先が6mmという極細タイプ(?)を発見したから、というのもあります。

 各社からApple Pencilに対抗する商品が販売されていますし、これからも続々と発売されるでしょう。しかし、iPadを使うのであればやはりApple Pencil以外の選択肢はないと思います。近い将来、全てのiPadにApple Pencilが対応するでしょうから、それまではタッチペンで我慢。それがベストの選択のような気がしますね。