DSC00300
東京駅前の丸ビルのスタバで飲んだソイラテ

 スターバックスが日本に上陸した1996年、六本木の店舗を利用したことがありましたが、その時は店内禁煙、店外席喫煙可だった記憶があります。打ち合わせに使ったのですが、コーヒー代の高さと当時の日本の喫煙率の高さ(当時私も喫煙者でした)から「これはすぐ撤退するな」と思ったのを覚えています。

 それから2年経った1998年、予想は外れて関東圏では完全に「スタバ」として定着していました。この年の11月、たまたま訪れた大阪でスタバに行きたくなり、梅田HEP FIVE店へ。ちょうどオープン間もなかった頃だったらしく、コーヒーの種類もサイズも聞き馴れない単語ばかりで、お客が混乱して大行列を作っているという光景を目の当たりにすることになりました。

 この頃までは私にとってスタバといえば「トールモカ」でした。あの苦くて甘い深い味わいにどハマりしたわけですが、さすがに体重が気になり始めてきたことと、軽い胃炎を患ったことから2000年代に入ってからソイラテを飲むようになりました。牛乳が苦手な私でも豆乳なら問題なく飲めるからです。

 それから10年以上(ひょっとして20年近く?)、ずっとソイラテしか飲んでいません。これだけ長い間飲み続けていると、作るスタッフによって随分と味が違うことがわかるようになりました。どこの店のどのスタッフが作ったソイラテが美味しいとか特定するまでには至りませんが、全体的な傾向として「男性スタッフより女性スタッフが作ったソイラテの方が美味しい。しかしたまに絶品ソイラテを作る男性スタッフがいる」という傾向があると感じています。あくまで個人的な感覚の話です。まあ、私は出されたソイラテを美味しくないからと作り直してもらったことはないのですが(温度が低いなど、あきらかな失敗作はお願いして作り直してもらったことがあります)、たまにとんでもなく美味しくない「ハズレ」があるのも事実です。私は中の事情を知らないのでなんとも言えないのですが、作っているプロセスを見る限り、ソイラテはスタバのメニューの中でも難易度の高い方ではないかと思っています。

 そして、美味しいソイラテ(私は略して「ソイ」と呼んでいる)を作ってくれているスタッフのみなさま、いつもありがとうございます。絶対にメニューから無くさないように、これからもよろしくお願いいたします。