C-800L
レンズのスライドカバー機構はお気に入りでした。

 1996年秋、初のデジタルカメラである「CAMEDIA C-800L」を購入しました。用途は主に撮影カンプ(見本)の撮影用です。それまでは撮影用のダミーをセッティングした後、一眼レフでフィルム撮影、それを現像してスキャナで取り込むという作業でした。しかしこれだと撮影の段階で画像の確認ができず、いくら最速のDPEでも現像まで半日は待たされるという状況でした。

 1995年に登場したカシオのQV-10で幕を開けたデジカメ時代ですが、現実には25万画素とまだ少なく、ポラロイドと大して変わらない画質で、当然業務に使えるはずもなく、しばらくはデジカメの導入を見送ってきました。しかし、このCL-800Lは81万画素と画質が大幅に向上(しかしまだ「写ルンです」程度)し、なんとかカンプ程度なら業務に使えそうだと判断、導入したのです。

 確かに撮影して即Macに取り込んで確認できるという点では大幅に時間の短縮になりました。しかし、バッテリーの持ちの悪さ(連続して数十枚撮ると、もうバッテリー切れ)や背面液晶の画質の荒さ、撮影可能枚数の少なさから、外でバリバリ撮影をこなすにはまだ問題が多く、結局一度も外に持ち出す事はありませんでした。(外出時は通常のフィルムカメラを持参)

 当時の実感としては「デジタルカメラ」というより「立体スキャナ」と言った方がしっくり来るなあ、という初デジカメのC-800Lに対して、そんな感想を持ったのです。

所有期間:1996年秋~1999年春