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非常に状態の良い中古品です。

 まあ、中古で買ったんですけどね。

 最近、妻の派遣会社や派遣先から「Officeは使えるか?」との問い合わせが増えてきていているそうで、その意味するところは新規ドキュメント作成ができるか?ということだと思います。現在も既存ドキュメントをいじる程度はできるのですが、さすがに新規作成にはちょっとスキル不足。であれば、家でOfficeを使いながら覚えるしかないのですが、Officeの互換アプリなら私のMacにもインストールされています。しかし、派遣先は当然Winです。業務で使う以上はWinの流儀でOfficeを覚えなければならないので、ではOffice学習用に安い中古Winノートでも買うか、となったのです。

 とりあえずOfficeが動けば何でもいいや、と軽く考えていたのですが、色々と欲が出てきたり、妻の性格を考慮するなどして以下のようなシビアな条件となってしまいました。

(1)SSD128MB、メモリ4GB、Core i3以上

(2)モニタは13インチ以上でHD

(3)バッテリー交換が自力で可能

(4)軽量で薄型

 (1)は今買うならこのスペック要件が最低でしょう。MacBook Airに慣れた身にはいまさらHDDのノートなんて触りたくもありません。SSDは絶対必須の条件です。(2)は老眼対策ですね。13インチフルHDは老眼には辛いそうです。(3)は中古で買う以上、自分でバッテリー交換ができないと本体よりバッテリー交換でお金がかかってしまいます。そしてなぜ(4)のかというと、現在妻が使っているiPad Airの代替にしたいからです。妻の性格上、いくら仕事に関係するからといって、問い合わせ程度のプレッシャーではOffice学習用のWin機をわざわざ触らないだろうと考えたのです。日常のネット閲覧ならiPad Airで充分ですし、本人も寝っ転がってでも使えるそちらばかり使うでしょう。そうなるとWin機を買ってあげた意味がありません。ですので、強制的にWin機を触らせるためにもiPad AirとWin機を交換条件にしなければならず、それが軽量・薄型というチョイスになるのです。ちなみに妻は私のおさがりのMacを使っていた関係上、プライベートではMacやiPad、iPhoneなどApple製品しか使ったことはありません。それも「強制しなければWin機を使わないだろう」という予想の根拠です。

 この条件をなるべく満たす機種はそんなに多くなく、結果選んだのは「dynabook R63」です。おそらく企業のリユース品だと思われますが、2015年に発売なったこの機種はその頃企業に導入され、今になって大量に中古市場に出回っていますのでとても安価でした。ほぼ1.2kgという軽さやこの薄型デザインなら、妻もiPad Airの代わりとして日常使いしてくれるはず。その延長線上でOffice各アプリケーションになじんでいってくれたらな、と思っています。

購入したdynabook R63/Pのスペックは以下の通りです。

モニタサイズ:13.3インチ

解像度:1366x768(HD)ピクセル

CPU:Intel Core i5-5200U 2.20GHz

SSD:128GB

メモリ:4GB

重さ:約1.199kg

OS:Windows 10

 ちなみにこのdynabook R63と最後まで悩んだのがVAIO Pro 13。本当はカッコイイVAIOが欲しかったんですが、モニタがフルHDなんですよね。それにバッテリー交換のコストも高い。そもそもVAIOはバッテリーがあまり売られていなく、売っていたとしても1万円越えです。加えてVAIOは開腹に苦労しそう。バラシ経験のない私にはさすがにちょっと手が出ませんでした。でもいつかはVAIOを使ってみたいですね。