
Macを使い始めた1990年代半ばから2000年代始めの頃まで、サブマシン(非常用マシン)としては高価すぎた(40〜50万円近くした)PowerBook G3/G4を避け、ずっと中古の型落ちPowerBook G3(kanga)を使っていました。ですが2003年始めにOS9からOSXへと本格移行が始まり、そのためメインマシンを最終OS9起動機であるPowerMac G4(MMD)に更新しました。同時にこの機会にサブマシンもOS9最終起動機を確保しておこうと考えたのですが、そうなると選択肢はありません。iBookG3です。この頃になるとiBookは20万円前後と買いやすい金額に落ちてきていました。そこで初めて「新品の」ノートパソコン「iBookG3/800」(俗に言う「はんぺん」)を購入したのです。
ちょうど地方へ出かける事が多かった頃で、出先のホテルや新幹線の中などで大活躍。また入稿間際の修正など、直接代理店に持ち込んでその場で修正作業した初めてのマシンでもあります。私にとって本当の意味でやっと「業務にも使えるノートパソコンだ」と実感したのがこのiBookG3/800です。しかし時代はまだ2000年代前半。インターネットはそこそこ普及していましたが、接続には様々な問題を抱えていました。特に地方ではMacでの有線接続は考慮されていなかったり、Mac対応を謳っていても実際には接続できなかったりとトラブルも多発。福岡の某ホテルではMac対応と確認して宿泊した筈が繋がらないため、当時オプション扱いだったAirMacカードをビックカメラで急遽購入、西鉄福岡駅の待合室で開腹作業の後セット。駅の公衆無線LANにつなげようとしましたたが結局繋がらなっかたという苦い思い出もあります。
またこの機種はロジックボードに問題を抱えていて、2年ほど使用の後に画面が突如グレーに。「iBookロジックボードリペアエクステンションプログラム」で無償修理されるという一幕もありました。しかし、そのコンパクトさと携帯性の良さ、それに業務をこなしてくれるそのパワーに、帰省や長期外出時には必ずそばにあった「良き相棒」でした。
そんなハードな使用に4年も耐えてくれたG3/800も、OSXでは荷が重く実用的ではなくなったため、2007年にメインマシンをintel iMacに変更し、OSXオンリーの環境に変更したのをきっかけに第一線から引退、次のMacBookへとその座を譲り、その後は約2年間家族用マシンとして活躍してくれました。購入から処分まで約6年、新品購入で無改造のワン・オーナー機としては、現在のところ最長所有期間になります。
そういえば、見た目はほぼ同じの初代のiBookG3/500 を妻用に中古で購入し、2006年8月6日から2007年5月頃まで使っていましたが、さすがにネットとメールぐらいしかできなかったですね。それ以前はシェル型のiBook G3/366を、さらにそれ以前は私の中古のKangaを使ってもらってました。妻が新品の自分専用Macを手にするのは次のMacBook(白ポリカ)からです。これらの機種には苦い思い出があるのですが、その話はまたいずれ。
所有期間:2002年11月〜2007年5月(プラベート用として〜2009年11月)