ai2022
今度はペンギンですか。愛着のわかないスプラッシュですね。

Illustrator の最新リリースの新機能について説明します。
最終更新日 : 2021年10月27日

●Re-imagined 製品エクスペリエンスで 3D 効果を適用する(テクノロジープレビュー)

 新しくなった 3D パネルでは、押し出し、回転、ライティングなど、ベクターオブジェクトに 3D 効果を簡単に加えることができます。

●Adobe Substance マテリアルを使用してテクスチャを追加します (テクノロジープレビュー)

 マテリアルを適用して、様々なライトシナリオでリアルな質感を持つグラフィックを作成できます。

●コメント用に共有する

 Illustrator ドキュメントへのリンクを誰とでも共有できます。コメントを表示、レビュー、共有することで、同じ情報を共有することができます。

●検索パネルを備えた、コンテクストに沿ったセルフガイドコンテンツ

 コンテクストに沿ったアプリ内のセルフガイドオンボーディングコンテンツを見つけて、ユーザーがデザイン活動に役立てることができます。

●環境に無いフォントをシームレスにアクティベーション

 ドキュメントを開くと、見つからないフォントを検出し、バックグランドで自動的に有効にします。

●「同じテキストを選択」で生産性を向上

 複数のテキストオブジェクトのテキストの特性を一度に変更できます。

●リンクのあるクラウドドキュメントの配置

 Illustrator では、リンクされた PSD Creative Cloud ファイルを操作することができます。再リンク、更新、または埋め込みによってファイル上で作業できます。

●HEIF または WebP 形式のサポート

 Illustrator で High Efficiency Image Format(HEIF)または WebP 形式のファイルを開いたり配置したりできるようになりました。

●簡略化された可変幅ストローク

 適用されたアンカーポイントを減らして、可変幅ストロークを簡単に操作できるようになりました。

(引用:Adobeホームページ/Illustratorの新機能


 MacOSの対応はCatalina以降になります。正直、こんなに早くMojaveを切り捨ててくるとは思いませんでした。いまだにPhotoshopCS6を使っている身としてはこれはかなり厳しいバージョンアップです。なぜならPhotoshopCS6はCatalinaでは使えないからです。なるべく長い間Mojaveで引っ張りたかったのに、これじゃあ先は短いかもしれません。あいかわらず新バージョンの2022(ver.26)はバグだらけですが、早晩アップデートで不具合を解消してくるでしょう。Web版イラレを開発しているとのアナウンスがありましたが、実際に使用できるようになるには数年(5年以上?)先になるでしょう。ですので現状、選択肢は2021(Ver.25.4.1)を使い続けるしかありません。

 新機能は上に引用した通りですが、心惹かれるものは少ないです。「同じテキストを選択」なんて今までなかったのが不思議なくらいの機能です。「簡略化された可変幅ストローク」は、生成されるアンカーポイントを減らしたというものですが、Adobeは「作る」機能はてんこ盛りにするくせに「修正」や「再編集」のしやすさには無頓着なところがあります。現場のデザイナーならよく理解していますが、デザインの実作業でより時間がかかるのは「作る」ではなく「修正」の方です。だから再編集しやすいアピアランスのTipsが重宝されるのです。バージョンアップするなら、その「現場の声」をより反映させるべきです。前から言っているように、クリッピングパスや内側描画のオブジェクトの「線」に、「線のプロファイル」や「ブラシツール」を反映できるようにして欲しい。画像の周りをデザインであしらうのがひとつのオブジェクトで完結するのです。これだけでどれほどの作業工程の簡略化に繋がるか・・・。Adobeは一刻も早く「自社中心主義」から「ユーザー中心主義」へ姿勢転換すべきですね。