yakinikuking
運営会社は「物語コーポレーション」。この会社の店舗は初訪問になりますが、企業姿勢に疑問があるので他店も訪問しないことにしました。

 最近、徒歩で行ける範囲に焼肉食べ放題で有名な「焼肉きんぐ」が出店したので訪問してみたのですが、あまりにも酷すぎたので記事にしてみました。いや、「この値段で食べ放題ならそんなにいい肉は使っていないだろうな」というのは覚悟していたのですが、その覚悟をはるかに上回る食材の質の悪さに呆れてしまった、というのが本当のところです。ですので別に腹を立てているわけでも、クレームを言いたいだけもありません。まあ、正直な感想といったところですね。

 オーダーしたのは一番ベーシックなコース「きんぐコース」と「ドリンク飲み放題」です。まず、一通りお肉を食べてみたのですが、タレは必要以上に甘く、塩は必要以上に辛い味付けがなされています。これは肉質の悪さをごまかすためだと思いますが、塩ダレでさえ辛くて食べられない私は、味噌も黒ごまも唐辛子もオーダーする気になれませんでした。唯一食せたのが甘ダレだった、というだけです。その甘ダレのタレを削ぎ落として焼き、そのまま何も付けないで食べてみたところ・・・もうこれは「肉」ではなく、「肉に似た何か」でしかありません(笑)。肉質は相当悪いので、テーブル備え付けのタレの味でごまかすしかないでしょう。間違ってもレモン汁で食べてはいけません。肉の悪さがモロバレになります。

 サラダのドレッシングはひたすら濃くて辛く、焼肉の箸休めにはなりません。サンチュは必ず頼みましょう。くるむといくらかはお肉が食べやすくなるからです。焼き用の野菜もありますが、野菜自体の味はしません。普通、野菜は焼けば甘みと旨みが増すのですが、そんな期待はしてはダメです。パサパサです。野菜の質も相当悪いです。ドリンク類は「その味付けがされた水」でしかありません。例えば烏龍茶は「烏龍茶の味付けがされた水」というだけです。ファミレスのドリバーのもっとひどい版と思っておけば間違いないでしょう。デザートには杏仁豆腐とアイスクリームをオーダーしましたが、業務用そのままを少量供されるだけです。何の工夫もありません。

 このような徹底した食材の低品質・ローコスト。加えて調理不要、ロボットによる配膳などを考えると人件費も安く抑えられます。それでこのお値段を実現しているのだと思いますが、出店の勢いを考えるとかなり利益率がいいんでしょう。コスパ(コストパフォーマンス)がいいとは、「こんな美味しいものがこのお値段で!」という意味ですが、これだけ質の悪いものを並べられると、もはや拷問でした(汗)。

 正直、味覚がまだ育っていない子供だってこの不味さは感じるレベルだと思います。まあでも、食べ盛りの世代の「とりあえず肉をおなか一杯食べたい!」というニーズには応えてくれるので、それを目的に訪問するのは良いかも知れません(ただし、テーブル備え付けのタレで味をごまかすことを忘れずに)。現実的に考えると、同じ金額を払うならスーパーで買ったお肉で自宅で焼肉した方がよっぽど美味しいお肉が食べられます。ということで、私はリピはないです。

 テレ東の番組「カンブリア宮殿」で採り上げられていたので若干の期待はあったのですが、結果はこの通りです。あの番組も所詮は「スポンサーさまの太鼓持ち」ですね。以上が「焼肉きんぐ」のレポになりますが、参考になさってみてください。