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「温泉むすめ」公式サイトはこちら

 「萌えキャラ(美少女キャラ)を使って全国の温泉地をPRしよう」という観光庁の企画「温泉むすめ」が炎上していたので、ちょっと気になって調べてみたのですが、発火点はどうやら「仁藤夢乃」なる人物で、日本共産党の支持者であり、もしくはその関係者、ひょっとしたら党員かも知れません。私は日頃から広告制作を担当しているデザイナーですので、本来ならば広告やPRに萌えキャラ(美少女キャラ)を起用する是非論や、その扱い方を語るべきかも知れませんが、今回の炎上の本質的な問題ではないので、それを云々するのは意味がないと思います。この点を擁護する論調を多くTwitterで見かけましたが、とっても的外れな議論だな、と感じました。

 では何が「本質的な問題」なのかというと、「国が行なっている企画に日本共産党(の支持者)がケチをつけたがっているだけ」ということです。その槍玉(スケープゴート)にこの「温泉むすめ」が目をつけられてしまったというのが事の真相だと思います。フェミ云々は「叩きやすい材料」として利用しただけでしょう。おそらく連中は血眼になって「政権叩きに利用できる材料はないか」と常日頃から探しているんでしょうね。

 実はこの温泉むすめ炎上の直前、千葉県警が制作した交通安全の啓発動画に対し、全国フェミニスト議員連盟が、アニメのキャラクターが性的イメージを喚起しすぎると指摘し、削除させたという事例がありました。この「全国フェミニスト議員連盟」というのは立憲民主党や社民党所属の議員で構成されているのですが、おそらくこのことが今回の「温泉むすめ炎上」の遠因になったのでしょう。要するに「政府や公的機関を叩ければなんでもいい」ということです。

 その証拠に、これらの個人・団体は私企業が展開する萌えキャラ(美少女キャラ)に対しては一切声を挙げていません。もし「萌えキャラは女性に対する性的搾取だ」と考えるなら、全ての萌えキャラを攻撃するでしょうし、女性に対する性的搾取というのなら性風俗やアイドルでさえその対象です(この仁藤夢乃の実妹はAKB48のメンバーの仁藤萌乃だそう。リアルであるはずのそっちは「性的搾取だ!」と叩かないらしい。笑)。でも、これらの個人・団体は私企業をターゲットにはしません。なぜなら叩きたいのは「政府や公的機関」だからです。

 まあ、こんなことは世の中の仕組みを多少なりとも知っていれば、すぐ気がつくことではありますが、もしこういった「不当な圧力」に対抗したいなら、PRにおける萌えキャラの有用性をくどくどと説明するよりも、「フェミニズムを理由に萌えキャラを叩いているのは、立憲民主党、社民党、日本共産党などの反権力をうたう勢力だよ」と、特に若い世代に教えてあげることだと思います。つまり、反権力勢力の広報(政治)活動を逆利用するのです。そうして、これら個人・団体の真の姿とその真意を教えてあげればいいのです。

 若い世代の支持が欲しいはずのこれら個人・団体が、その若い世代に支持されている「萌え」という文化を叩くという悪手に、連中の「視野の狭さ」を感じなくもない(笑)ですが、その「視野の狭さ」こそがこれら個人・団体を成立たらしめている要因なので、「らしい」といえばらしいと言えるでしょう。おそらく今後もこれら個人・団体が、政府や公的機関の攻撃目的で、フェミを理由に「萌え叩き」をしてくるかと思いますが、そのたびに「フェミニズムを理由に萌えキャラを叩いているのは、立憲民主党、社民党、日本共産党などの反権力をうたう勢力だよ」と、周囲のみなさまに周知徹底することをオススメいたします。