KOIZUMI_FAN

 今年は梅雨明けが早く、明けたと思ったらすかさず猛暑続きです。我が家はマンションの上層階(タワマンじゃないですよ)なので、窓を開け放てばまあまあ良い風が吹き抜けてくれます。昼間は私一人しかいませんので、窓を全開放して風通しを良くしてから仕事をしています。風さえ吹いてさえくれればクーラーは今のところ必要ないです。まあどうしてもという時にはクーラーを入れるんですけどね。ただ妻は暑がりなので、妻がいるとクーラーの稼働率が上がります。それはそれで仕方ないのですが、その妻もあまりの猛暑に「クーラーの効きすぎは気持ち悪くなってあまり好きじゃない」と言い出しました。なら状況によってクーラーと扇風機を使い分けようという話になり、早速ビックカメラに買いに行ったのです。

 売り場ではさすがに売れ筋なのか大量に展示してありました。ですが目的だった縦型スリムファンの展示が少ない。よく見るとどれも「在庫は定員にお問い合わせください」の文字が。どうやらこの暑さでスリムファンが大量に売れているようです。私も当初は冬場の収納を考えてスリムファンを考えていたのですが、展示のスリムファンの風を確認したところ、風が当たる範囲が狭いことに気がつきました。例えるならエアコンの送風を縦にしたようなものです。その場でググってみると、縦型は掃除がしにくいなどのデメリットもあるようです。そこで私は通常の扇風機型の方がいい、と妻に提案しました。それでも妻は収納がしやすい縦型に固執していたのですが、私がこのコイズミの「KLF3023K」の在庫の箱を見つけ、「バラせばこのサイズなんだから、押し入れに入るよ」と妻を説得し、購入にいたりました。

 設置してみると、決して大きな扇風機とは言えませんが、我が家のたいして広くないリビングでは十分の風量が確保できます。DCモーターなので静かですし、首振り機能やタイマー機能もついています。縦は手動になりますが。それに外観デザインに余計な突起物やスイッチがなく、シンプルなのがいいですね。操作はリモコンでも本体でもできますが、本体のスイッチ類は後ろに隠れていますので、リモコンで十分でしょう。そばに立っているときは本体の方が使いやすいです。ただ、安いせいか筐体全部がプラスチック製で、強度は期待できません。倒したり物をぶつけたりすればすぐ割れてしまうでしょう。とくにファンの網目部分の強度は心もとないので取り扱いは丁寧にしなければなりません。暴れるお子様がいる家庭にはおすすめにくいです。本体はとても軽いのですが、そうであれば取っ手をつけて欲しかったです。詳しいスペックなどはこちら(amazonリンク※型番はほぼ同じのKLF3003K)を参照してください。

 まあでも、実質価格6,000円程度で入手できますので、お買い得ではあります。扇風機に多くを求めないのであれば十分実用的です。そういえばコイズミって高級照明機器メーカーだと思っていたら家電にも進出していたんですね。寝室に置いてあるベッドサイドのランプはコイズミ製です。調べてみると分社化し、この扇風機は「コイズミ成器」製だそうです。照明は「コイズミ照明」ですね。

 とりあえず気に入ったんで記事にしてみましたが、扇風機を購入する際の参考にでもなれば幸いです。