DSC03828
Mac miniの奥が明るいですが、すぐ裏側に窓があるからです。もちろん直射日光ではありません。

 何も考えなくても冷却が優秀なiMacを長らく使っていたので、Mac miniに買い換えてからは冷却方法に悩んでいます。もちろんググればいろいろな冷却方法が紹介されているのですが、どれもこれもMac miniのカッコ良さを台無しにするものばかり。ですので、どれも採用していませんでした。

 では、その冷却方法はどういったものがあるのか、ですが

(1)裏蓋を開ける

(2)ニトリや100円均一で台や網を買ってきてそれに乗せ、下に空間を作る。

(3)(2)の台の下に冷却ファンを設置する。

(4)縦置きにする。

(5)アルミのヒートシンクを本体の上に置く。


というのが主なものです。どれここれも「デザインが台無し」なものばかりですね。

 そうは言ってもファンがフル回転で熱気を排出している様を見るのは、精神衛生上よろしくありません。電子パーツは熱に弱いので、いつ壊れるかとヒヤヒヤものです。ということで、とりあえず下に空間を空けて風通しを良くするために台を自作しました。それが以下です。

DSC03829


 材料はアルミのマウスパッドに100均一で買ってきたウレタンの足をくっつけたものです。アルミを使ったのはもちろん熱伝導率が良いからですが、実は裏蓋はあまり熱を持たないんですよね。放熱はアルミ製の本体で主にまかなっているようです。それでもモニタの足の上まで位置が上がり、すぐ後ろにある窓からの風を受けやすくなるので効果はあるみたいです。

 そうなんです。Mac miniの放熱は本体がメインなんです。ということは本体を冷却するのが一番手っ取り早いということであり、風をバンバン本体に当てるのが最も効果的ということです。私の仕事部屋は窓際にデスクがありますので、窓を開けっ放して風さえ吹けばとりあえずMac miniは冷えてくれます。ファンが回ることはほとんどありません。ですのでMac miniを風の当たらないラックなどに収納している場合は、強制的に風を当てて冷却してやる必要があります。まあそんなことは本体の熱さを知っていれば容易に思いつくことですが、PCが登場してから今日まで、CPUの冷却はず〜っとファンが使われているという事実を鑑みれば、やはり「風を当てる」という方法が一番理に適っているんでしょうね。

 ところでこの間、購入から2年経過して初めて裏蓋を開けてみました。もちろん冷却効果を期待してのことだったのですが、思ったほど効果が感じられなかったので元に戻してしまいました。Mac miniは裏から吸気し背面から排気していますので、うっすらとホコリが溜まっていたのですが、裏蓋を開けたままだとホコリまでそのまま吸い込んじゃいますね。それを予防するためにフィルターを丸く切って裏面に貼り付ける方法も紹介されていますが・・・美しくないのでこれも不採用です。

 とにかく、Mac miniは風を当てて本体を冷やすこと。これが一番効果的です。あとは連続使用を避けてこまめにスリープさせること。スリープさせれば一気に温度が下がってくれます。この二通りで今夏をなんとか乗り切りたいと思っています。