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Safariの「レスポンシブ・デザイン・モード」でインスタグラムを表示した例。

 もはやTwitterを超えてSNSのデファクト・スタンダードになったインスタグラムですが、iPhoneなどのスマホからしか投稿できない仕様になっています。でも、デジイチやミラーレスなどRAWデータを扱えるカメラを使っている場合、撮影画像の管理はPCで行なっている方も多いかと思います。ですので、やはりPCからもインスタに投稿できれば便利であることは間違いありません。ではその方法はないのかと言えば、実はあるのです。しかもブラウザから。

 最近のPCのブラウザには「開発者モード」というものが搭載されていて、それはPCで開発されているアプリの挙動をPC上で確認できるようにするものです。以下はAppleの純正ブラウザ「Safari」での例です。

(1)メニューバーの「Safari」から「環境設定」の「詳細」を選び、「メニューバーに”開発”メニューを表示する」にチェックを入れる。

(2)表示されたメニューバーの「開発」から「レスポンシブ・デザイン・モードにする」を選ぶ

(3)ブラウザに表示された各デバイスから任意のものを選ぶ

(4)ブラウザがそのデバイス上での表示のように振る舞うので、インスタグラムのサイトに飛び、iphoneで写真を投稿するのと同じ操作で投稿する。

(5)通常表示に戻したいときは「レスポンシブ・デザイン・モードを終了」を選ぶ。


この「レスポンシブ・デザイン・モード」。これはAppleでの呼称ですが、GoogleのChromeでは「デベロッパーツール」と言います。おそらくFireFoxなど、他のメジャーなブラウザには搭載されている機能だと思いますので、お好みのブラウザでぜひお試しください。