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 iPad mini 5+Apple Pencilを入手する以前、私はiPad mini 2+タッチペンで絵を描いていました。ここで言うタッチペンとは、ペン先がシリコンゴムのものを言います。そのタッチペンを比較は「これはおすすめ! イラスト・お絵かき用のタッチペン厳選3種(+オマケ)」で記事にしました。この中で一番ペン先が細かったのが「エアージェイ スタイラスペン (タッチペン) ボールペン付 ホワイト ATP-SB WH」で、ペン先径5mmでした。ところが最近、ダイソーでこの5mmよりさらに細いペン先径4.5mmのタッチペンを見つけてしまいました。果たして100円(税別)で買えるこのタッチペンが使い物になるのか? 早速購入して試してみました。

 タッチペンというのは、人体の静電気をペン先を通じで画面に伝えるという方法で描画の位置を特定しています。ですので、ペン先が細ければそれだけ画面に伝わる静電気も弱くなりますので反応が鈍くなり、最悪は感知しないということにもなりかねません。そういう意味で、この直径4.5mmというのは細さと感度を両立させるギリギリの判断だと思いますが、iPadで使用したところ、多少感度は悪いもののちゃんとタッチペンとして使用できました。

 これで100円なら安いと思うのですが、たまに感度が悪いと感じる時があり、そうなるとついつい力を入れて描きたくなります。で、余計な力がペン先にかかり、シリコンが割れて中の金属部分が露出するという結果に・・・。こうなると、その金属で画面を傷つけてしまうので即刻使用を中止しなければなりません。たった100円で画面が傷だらけになり、iPadの液晶を交換するハメになってしまったら目も当てられません。

 以上のような理由から、とてもじゃないがオススメできないという結果になりました。iPadでしか使用しませんでしたが、iPhoneなどのスマホでも同じ結果だと思います。やはり絵を描くにはディスクタイプが一番オススメできますね(以前の「最低コストでデジタルイラスト制作!「Amazon Fire タブレット+キャンドゥタッチペン+メディバンペイント」の記事を参照)。