icloud_drive

 今まで100GB無料(サブスクユーザー、無料ユーザーは5GB)でフリーのクラウドストレージとして解放されていたAdobe Creative Cloudの同期が終了してしまいました。実は引き続き100GBのサーバースペースは自由に使えるのですが、そのファイルはAdobeのアプリでしかアクセスできません。つまり、DropBoxやGoogle Driveのように自由なクラウドストレージとしては使えず、あくまでAdobeアプリ専用となってしまったのです。Adobeとしては、限りあるサーバースペースを好き勝手にファイル置き場にされたんじゃたまったもんじゃないということなんでしょうけども、値上げをしておいてこの仕打ちはもう「殿様商売」としか言いようがありません。

 そう嘆いたところでAdobeが改心してくれるはずもないので、とにかく他のクラウドストレージを探すしかありません。まず無料を前提とすると前述したDropBoxが2GB、Google Driveが15GB、OneDriveが5GB、iCloudが5GBです(有名で信頼性が高いと判断できるサービスのみ)。どれも無料で100GBも使えていたAdobe Creative Cloudには足元にも及びません。仕方がないので最低課金で比べるとDropBoxが2TB(月額1,500円)、Google Driveが100GB(月額240円)、OneDriveが100GB(月額260円)、iCloud Driveが50GB(月額130円)となります。とりあえず50GBは確保したいので私はiCloudを選びました。もちろんMacやiPhone、iPadとの親和性が高いのもその判断を後押ししました。

 いざiCloud Driveを使ってみるとなかなかいい感じ。ブラウザを介さずファインダから直接アクセスするので動作も軽く、同期も早いです。状況確認も追加購入も解約もMacのシステム環境設定からできるので管理も楽々。こんなに簡単なら130円ケチらずにもっと早くから使っとけばよかったですね。