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私は昔から古着が好きで、よく原宿や下北沢で古着屋巡りをしたものですが、最近はヤフオクやメルカリで手軽に調達するようになりました。なにしろ選択肢が大量でしかも安い!状態やサイズはよく確認してから買いますが、それでもたまにハズレを引いてしまうことがしばしばあります。今回はそんな「ハズレを引いてしまった話」です。
その「ハズレ」とは何かと言いますと、メルカリで購入したシャツがとにかく香水臭くてとても着れたもんじゃなかったのです。そんな説明は説明欄に一切なかったので、これは「正直に書くと売れない」と出品者が判断しわざと書かなかったのでしょう。鼻を近づけたら臭うというレベルではなく、ハンガーで吊るしただけでそこら中に匂いを撒き散らしています。メンズのシャツなのになんでこんなことになったのか・・・前所有者はとてつもない体臭の持ち主だったのでしょうか?
でもまあ、そんなに着用感もないしっかりした品物だったので「洗えば取れるだろう」と妻に洗濯をお願いしたのですが、一回の洗濯では取れませんでした。妻によると漂白剤を使用したとのことでしたがあまり効果はなかったようです。困った私はネットで検索し「重曹とお湯で手洗いすると良い」という方法を見つけ、翌日重曹を買ってくるようにお願いしました。ところが次の日の朝、嘘のように匂いが取れています。よっぽど鼻を近づけてクンクンしない限り匂いません。驚いた私は何をしたのか妻に訊いてみたところ、「ダメ元でスチーマーを使ってみた」とのこと。なるほど、スチームなら服に染み込んだ香水の成分を吹き飛ばすことができそうです。これは効果絶大でした。
もちろんスチーマーはそれがつかえるかどうか洗濯表示を確認する必要があります。代替にドライヤーを使う方法も紹介されていますが、デリケートな生地だとやめておいた方が良いでしょう。最後の手段はクリーニングに出すことですが、古着をクリーニングに出してまで・・・とは思いますね。もちろんスチーマー持っていないとこの手は使えませんが、スチーマーはシワ取りなどにとても便利なツールです。そんなに高いものでなくても良いので、一台所有しているとなにかと便利です。
というわけで「服についた香水の匂いはスチーマーで取れる」というお話でした。